磯輪日記

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世界一社風のいい会社を目指しています。

『アメリカの日本潰しが始まった』

2010年03月08日 22時08分10秒 | オフ・ビジネス

数日前に、ある方から、

 「日高義樹さんを10数人のメンバー限定で囲む会を定期的にやっていて、
  今回も開催するけど、たまたまひとり参加できない方が出たので、磯輪さん
  参加しますか?」

とお誘いの電話を受けました。

日高義樹さんといえば、元NHKのアメリカ総局長で、現在は米国ハドソン研究所
主席研究員、かつ毎月日曜の夕方『ワシントンレポート』というテレビ番組で
今のアメリカをレポートしている方です。

何かとアメリカとの関係がギクシャクしている今、日高さんを少人数で囲んで生の
話を聴けるならと、喜んで参加しました。


話のポイントは、

 「民主党オバマ政権になって、アメリカにとって、日米安保同盟体制はもはや
  メリットがなくなった。

  オバマの経済政策は大失敗。支持基盤である労働組合のために、GM、クライ
  スラーの救済を試みたが、失敗。そこでトヨタ・バッシングに走った。
  トヨタのリコール問題は、品質上の問題ではない。政治的な思惑そのもの。
  トヨタの時代は終わった。もうトヨタは元には戻れない。

  それは

   『トヨタだけでなく、日本の企業はみんなアメリカ企業に安全保障を肩代わり
    してもらって、楽して大きく成長した』

  とアメリカ人が思い込んでしまい、『日本の大企業すべてが悪』と見なされる
  ようになってしまったから。

  
  アメリカはこれから何十年も不景気が続く。ドルは大きく値下がりする」

こんな話でした。


この囲む会は、日高さんが帰国する時を狙って、これまでも何度も行われているそう
ですが、日高さんへのギャラは無しで、おまけに今回は日高さんの最新の著書のおまけ
までついていました。

        

今日の話の内容は、この本に書かれているそうなので、興味のある方は読んでみて
下さい。

ただこの本、今はまだ書店にありません。今月末に書店に並ぶそうで、発売前に頂いた
ってことになります。

念のため本の最後を見てみたら、

 『第1刷  2010年3月31日』

とありました。


たまたま今読んでいる別の本にも、今日の日高さんの話と同じようなことが書かれていて、
この先にどう備えるかをさらに考えさせられることになりました。

それにしても日高さん、若くて、エネルギッシュでした。
一体年齢はおいくつだと思います?

75歳ですよ。敬服しました。


追伸
 日高さんとのツーショット。私は意図的に遠近法を使った訳ではありません。
 あまり近すぎると、フラッシュがハレーションを起こすのではと心配して、
 やや後ろ目にいたのですが、結果として・・・  誤解無きよう。


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