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ファン・ジニ  第21話

2013-09-05 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ジョンハンが罠にかかって自ら出向くのを見たミョンオルは共に捕まろうとするが、かけつけたムミョンによって助け出された。

 村の男はジョンハンに1度は渡したコムンゴをもう1度預かり、ミョンオルに渡す。
 いつもミョンオルの指がそれを弾きたさに動いていた彼女にとって大切な楽器だ。

 ミョンオルは都へ行くという。殺されてもいい。あの人を1人で逝かせられないと言い張る。

 メヒャンはミョンオルだけはまだ捕まっていないのを知ると安心するが、ピョクケツはやがて追ってくる。そのときあの男の目の前で女を殺す。助けられないみじめさに叩き落とすと決めていた。

 ジョンハンは拷問を受け、ミョンオルの行方を聞き出そうとするが、ガンとして話さない。

 王もさすがに怒り、ジョンハンの死刑は確定したも同然だ。

 しかし何故か、ミョンオルはジョンハンを助け出そうと気持ちを変えた。まだ誰にも伝えてないが、彼の子を身ごもっている。この状態では死ねないと思ったのだろう。

 でも都へ行こうということに変わりはない。

 ミョンオルは助けられるのはピョクケツしかいないというが、思いがけない手に出た。
 民の心を掴み、愛する女の心を掴み、劣等感をジョンハンには抱いているはず。今死なせてしまえば一生勝てない。このまま生かし、真心を捨てさせ、じわじわと潰すのが唯一勝てる道だと説得する。

 そしてプヨンの元へ出かけ、時期が来たら自分の居場所をジョンハンに言わせるようにしてくれと頼む。
 メヒャンはあなたを待っていたと言われてももう、踊れないし、コムンゴも弾けない。妓生(きーせん)としてのミョンオルは死んだ。後はあなたがいると言葉巧みに彼女を説得し、その約束を取り付けた。

 ピョクケツもまた実は殺したくない王に助けるように進言し始める。

 どうしても拷問に耐え、ミョンオルの居場所を言わないジョンハンに処刑が言い渡された。
 そしてその日は今までにない最高の宴を開くとプヨンから聞き、ミョンオルはその席で舞わせてほしいとメヒャンに頼む。
 それが先に死んでいたペクムやジョンハンへの詫びになるだろうという。そして本人も舞台の上で死ねるなら後悔はないという。

 そしてその日がやってくる―――。


 

 人の噂も四五日、それも3年も追いかけるとは何たる執念。
 罪人であるから、たまたま見つかってしまえばそれまでだろうが、何としても探しだすと決める人の心はなんだ?
 暇なのか?どんなに才能があろうが、逃げちゃったんだからしょうがない。今と昔の3年なんて長さも違うはずだ。それでも追いかけるそれが判らん。

 追いかけないと物語にならないんだけどね。