サラバ兄弟

さてさてクルマを買うと言う事は今までの車とバイバイするのだね。
これがチョット抵抗がある。

あんまりクルマに対して『愛車精神』って無いんだけど、チョット愛着が出ている事も事実。
自分の片腕の様だ。
気付かなかったが、12年間も乗っていた。
思い出も沢山ある。
過去の5度位引越ししたけど、いつも頼もしく荷物を載せて走ったなぁ。
今の家を探す時もイロイロ走り回ったっけ。

初めて一人旅した、福島－新潟－長野の日本酒旅は素晴らしかった。
その後、味を占めて行った一人旅は青森、乗鞍岳、上高地、のロングドライブ。
山形の米沢に牛肉を食いに行った事もあったっけ。
後部座席を平らにして布団を敷いて走った。疲れたらビールを飲んで布団で寝た。
ありゃ最高の幸せな時間だ。

ある時を境に、登山に行きまくり！
北アルプスや中央アルプス、秩父山系にも行ったね。
山に行くのに大人が5人乗った事がある。ありゃ凄いね。

イロイロ走ったお陰で中央自動車道は目をつぶっても走れるね（ウソ）

それとカミサンと一緒に行った青森の尻屋崎,大間崎は一生忘れないだろう。
結婚前は山形のカミサン親戚に挨拶に行った後、名古屋の兄貴に挨拶に行った。
あれはナカナカのロングドライブだった。
それから四国の剣山,石鎚山は感動した。あの時、足摺岬にも行ったんだな。

燃費が良くて、大きなアクシデントも無く良く走ってくれた。
なんだか片金玉をもぎ取られる様な気分だ。

そんなクルマともサラバになる。チョット感傷的になる。
兄弟の様な気持ちだ。
兄弟ありがとう！と言いたい。