尼崎の株式会社大川工務店社長blog

大川工務店の社長の注文建築日記

やりかた?  

2012-03-02 13:22:19 | 住宅
 仮設工事で書いた「やりかた」ですが、これは建物の位置や高さの基準が判るように設ける仮設物を「やりかた」と呼んでいます。



 「やりかた」は木杭と平たい板で作る簡単な仮設です。



 木杭を「水杭 みずくい」、平板を「水貫 みずぬき」と呼びます。



 



 基礎は水貫とに印された心墨と呼ばれる壁の中心線や基礎の中心線を元に作っていきます。 叉、掘る深さや基礎の高さは全て水杭の板の上を基準に決めて行きます。



 このように「やりかた」は基礎工事には欠かせません。 そこで「やりかた」が破損しても再現出来るように安全な場所に主要な通り心を確認できる基準点「ベンチマーク BM 」を予め設置します。







 これらの作業は木造住宅だけではなく、建物の規模の大小に関わらず全ての基礎工事に共通して行われる大切な工事です。



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