きづきCafé【きづきリハビリ訪問看護ステーション】

きづきリハビリ訪問看護ステーションです。

日常や訪問看護・リハビリのご紹介、ちょっとためになりそうなことなど!

耳が…

2014-12-05 04:06:49 | ためになる!
おはようございます。
きづきの雨男です

本格的に寒い季節の到来ですね
そのせいか、訪問していると風邪症状を訴える利用者様が
増えてきているな~と気づきました
喉がムズムズ、鼻水がズルズル
…って、私にも同様の症状が現れているではありませんか
そして、なんだか耳がよく聞こえない
そこで、職場近くの耳鼻科を受診したところ、
耳管狭搾症との診断でした
耳管狭搾症とは、耳の中耳(鼓膜奥の鼓室)と鼻・のどを繋ぐ耳管が閉じたままになる状態です。耳閉感があり、音が耳の中で反響するように聞こえたりもします。

耳管狭窄症になる原因は、
気圧の変化や、鼻・のどの炎症、胃酸過多などです。
風邪やアレルギーで軽症の耳管狭窄になるのは、誰でもあります。

ただ、重症化すると、
耳閉感以外にも次のような症状が出ます。
①鼓室粘膜から水が染み出し、滲出性中耳炎になる。
②鼓膜が奥方向へ凹み、耳奥に痛みを感じたり低音域の聞こえが悪い軽度難聴(40dB)になる。
③その影響が内耳にまで及ぶと、耳鳴りや浮動性めまい、吐き気を起こす。

聞こえの悪さや鼓膜の凹みは、耳鼻科で耳管通気(鼻からカテーテル(金属の細い管)を入れて耳管に空気を通す処置)をすれば一時的に治まります。

私の場合、訪問中に鼻水をかむのは失礼かなと思い、
鼻水をすすっていたことで②のように鼓膜が奥に凹んでしまったのが原因、のようです
耳鼻科で耳管通気をおこない、1週間の内服ですっかり聞こえるようになりました
皆さんも、鼻水はすすらないようにしましょう


きづきリハビリ訪問看護ステーション
ホームページ公開しました!


にほんブログ村 病気ブログ 訪問看護へにほんブログ村

訪問看護 ブログランキングへ