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静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

ガス溶接実習1

2019年06月07日 09時00分00秒 | 実習

ガス溶接実習1

6月に始まるのが溶接実習です。
場所は静岡市清水区にある県の職業訓練校清水テクノカレッジ。
ここでガスとアーク(電気)の溶接を実習します。
まずはガス溶接。
可燃性ガスを扱うので、安全対策が大事。
まずは教室で理論を勉強です。
先生は超ベテランの溶接技師!


あれ、眠いの?
良く聞かないと、危ないよ!

学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

 園長のつぶやき
今年は定員が増えたことから、マイクロバスが定員オーバーになってしいました。
・・・さすがに、これは想定内。
学園には、もう一台ライトバンがあります。
ガス溶接もマイクロバスとライトバンの二台で出かけました。

しかし、これが問題。
生徒が校外研修などに出かけると、私が入学者募集のために高校訪問を行う良い機会なんです。
ところが、ライトバンがないので行けません。
これは痛いです。

生徒たちの校外研修などは一学期に特に多くなっています。
私の高校訪問も進路が決まる6月までにやりたいんです。
みごとに重なってしまいました!
さらに、今月から水泳が始まります。
水泳は引率職員が多く必要なので、ライトバンだけでも足りない状況です。

でも、まあ、主に困っているのは私だけなんですけどね。

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遠洋カツオ一本釣り漁船の見学

2019年06月05日 09時00分00秒 | 研修・見学

海外まき網漁船に続いて、遠洋カツオ一本釣り漁船の見学に行きました。
船は第37明豊丸。
この船には47期、48期、49期と連続して卒業生が就職しています。
今回は、この3人が案内してくれました。


船内のすみずみを見せてくれて、甲板上からの模擬(もぎ)釣りも体験させてくれました。


船の生活や漁の様子...
生徒たちはイメージを膨らませることができたと思います。

学園の見学、お待ちしてます。
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Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

 園長のつぶやき
学園生の7~8割は大型漁船に就職します。
その就職する大型漁船の多くは遠洋漁船です。

みなさんは遠洋漁業にどのようなイメージがありますか?
 きびしい
 ほとんど海の上の生活
 楽しみがない
・・・などでしょうか?
どれも当たってます。

それでは、学園生の多くがなぜ遠洋漁業を目指すのでしょう?
そして、遠洋の漁師が過酷(かこく)な仕事を続けるのはなぜでしょう?

吉田鶴男さん(宮城県北部船主協会事務局長)が最近のブログでも書いているように
  http://gyosenin-boshu.net/?day=20190521
大きな理由の一つが「生きている感」です。
大海原に身を置き、大きな魚を自分の手で捕まえる。
大自然の中に長期間、身を置くからこそ「生きているなぁ」と感じるのでしょう。
他の仕事では、この感覚を得るのは難しいかも知れません。

そして、この生きている感を得る頂点が遠洋マグロ漁船。
長期の航海、10mの波、強風、ときに氷点下の寒さのなかで大型のマグロを捕ります。
快適な現代社会で究極の仕事かも知れません。

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サバの三枚おろし

2019年06月04日 09時00分00秒 | 実習

サバの授業を受けたあとは、今年度初めての魚をおろす実習です。
教材の魚は卒業生が提供しくれましたサバです。

卒業生に感謝しつつ、実習のスタート。
先生が包丁の置き方から教えてくれます。
片刃の包丁の仕組みを話しながら、どう魚に切れ込みを入れるかなどの説明がありました。


そして、生徒たちが包丁を持ってチャレンジ。
初めてで仕方ありませんが、かなりグチャグチャになってしまいました。
また魚ある時に練習します。
次回はきれいにおろしてね。


学園の見学、お待ちしてます。
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Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
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 園長のつぶやき
服と同じように就職先も「身の丈(たけ)にあっている」ことが心地よくなります。
身の丈に合わないと、窮屈(きゅうくつ)だったり、動きにくかったりになります。
学園では生徒たちの適性を判断して、身の丈に合う仕事を紹介します。
これが大事。
体の大きさと違って、仕事に対しての身の丈は、自分では測ることは難しいからです。

ところが、まれに「自分の身の丈を自分で判断」して、「就職先を自分で決めてしまう」場合があります。
学園の紹介でなく、自分でコネを頼って仕事を決めるんです。
これが、大体うまくいかない気がします。

ただでさえ自分のことを評価するのは簡単ではありません。
加えて、生徒は漁船の仕事をよく理解していない。
これで正しい判断ができるでしょうか?

生徒によっては
「自分はもっと給料の高い船に行きたい」
と思うかもしれません。
でも、「一生同じ船で働け」と言っているのではありません。
実績をあげて、自信がつけばステップアップすれば良いんです。
長い人生を考えれば、決して遠回りとは思えません。

もちろん、学園職員の判断が100%正しいとは限りません。
それでも、客観的にみること、そして今までの経験でより良い就職先を紹介できるはずです。

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水産技術研究所の授業2 サバの話し

2019年06月03日 09時19分15秒 | 授業・講演

研究所職員によるサバの授業ありました。
日本で捕れるサバは二種類あります。
が、スーパーでよく見るサバは別の物があります。
・・・と言う話しに始まり、サバのことを説明してくれました。


県内のサバ船は激減しました。
しかし、今でも静岡県は屈指のサバの水揚げを誇ります。
サバ缶ブームが続いていることもあって、さばの値段が高騰(こうとう)。
サバの漁師にとっては良い状況になっています。

明日のブログもサバの話題です。

学園の見学、お待ちしてます。
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Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
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 園長のつぶやき
最近は高校のバリエーションが増えました。
特に定時制高校。
夜間高校と言われたこともありましたが、今は違います。
学校によっては午前部、午後部、夜間部の三部制です。

午前部、午後部の生徒が、なぜ全日制に行かないのか?
と言うと、いろいろ家庭や本人の事情があるようです。
いずれにしても、せっかく高校に行くんです。
充実した高校生活を送って欲しいと思います。

一方で、「学歴という看板を得る」のを目的に高校に行く人もいます。
この看板にどれだけの価値があるか・・・は難しいところ。
高卒、大卒であっても、中身が伴わないと、
「高卒なのに、これかぁ」
とがっかりされてしまうこともあるでしょう。

看板としての学歴と正反対の位置にあるのが学園です。
学校教育法に定めれた学校ではないし、世の中でもほとんど無名です。
看板、学歴としての価値はありません。
漁師になるための適応力、技術を身につけることが学園の価値です。

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