サバの授業を受けたあとは、今年度初めての魚をおろす実習です。
教材の魚は卒業生が提供しくれましたサバです。
卒業生に感謝しつつ、実習のスタート。
先生が包丁の置き方から教えてくれます。
片刃の包丁の仕組みを話しながら、どう魚に切れ込みを入れるかなどの説明がありました。
そして、生徒たちが包丁を持ってチャレンジ。
初めてで仕方ありませんが、かなりグチャグチャになってしまいました。
また魚ある時に練習します。
次回はきれいにおろしてね。
学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
園長のつぶやき
服と同じように就職先も「身の丈(たけ)にあっている」ことが心地よくなります。
身の丈に合わないと、窮屈(きゅうくつ)だったり、動きにくかったりになります。
学園では生徒たちの適性を判断して、身の丈に合う仕事を紹介します。
これが大事。
体の大きさと違って、仕事に対しての身の丈は、自分では測ることは難しいからです。
ところが、まれに「自分の身の丈を自分で判断」して、「就職先を自分で決めてしまう」場合があります。
学園の紹介でなく、自分でコネを頼って仕事を決めるんです。
これが、大体うまくいかない気がします。
ただでさえ自分のことを評価するのは簡単ではありません。
加えて、生徒は漁船の仕事をよく理解していない。
これで正しい判断ができるでしょうか?
生徒によっては
「自分はもっと給料の高い船に行きたい」
と思うかもしれません。
でも、「一生同じ船で働け」と言っているのではありません。
実績をあげて、自信がつけばステップアップすれば良いんです。
長い人生を考えれば、決して遠回りとは思えません。
もちろん、学園職員の判断が100%正しいとは限りません。
それでも、客観的にみること、そして今までの経験でより良い就職先を紹介できるはずです。