静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

ガス溶接実習2

2019年06月10日 09時00分00秒 | 授業・講演

ガス溶接実習の二日目。
実技講習と修了試験がありました。


最後に修了試験です。合格しないと修了証がもらえません。

結果、全員無事に合格でした。
来週は引き続き電気(アーク)溶接です。

学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

 園長のつぶやき
学園は大型漁船の幹部を目指す学校です。
とは言え、就職したら一番下っ端の漁船員からのスタートです。
ここで活躍し、認められなければ幹部も何もありません。

ここで大事なのがロープワークなどの現場で使う技術。
・・・と言いたいところですが、実際にはちょっと違います。
もちろん、技術は大事。
しかし、周りに認めれるには仕事に対する姿勢(しせい)、「まじめさ」です。
先輩(せんぱい)漁師から「まじめで、がんばるやつだな」と思われることが一番です。

学園職員は、このことが良くわかっています。
学園の指導が厳しいのも、これが理由です。

ところが、生徒が聞く耳を持たない生徒もなかにはいます。
すると卒業後も先輩漁師の指導を良く聞かないことになります。
周りからどう思われるのか、想像がつきますよね。
聞く耳を持たない生徒を変える魔法は、残念ながら我々にありません。
いくら指導しても、職員の声が届かないことになります。

コメント
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