釣り針に釣り糸をつける「釣りまき」を実習しました。
実習のテキストにあるように、ちょっと太い糸で手順を覚えます。
それができたら、実際に使うナイロン糸を巻き付けます。
漁師用語で「ナイロン」と言えばナイロン製の糸のことです。
これが先生のお手本。
なじれがなく、同じ長さの仕掛けを作ることが大事です。
できた生徒から先生のチェックを受け、ダメ出しをもらっていました。
きれいに出来るまで、なんども練習です。
先生から指導を受ける様子です。
静岡県立漁業学園
漁師になりたいと思った方は、まずは電話、Eメールでご相談ください。
私がどんな質問にもお答えしますよ!
もちろん、ムリに入学をお勧めすることもありませんので、ご安心を!
電話 054-627-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
詳しくは学園ホームページをこちらをご覧ください。
できれば授業や実習の見学できる、平日の見学がおすすめです。
平日の見学は園長にご相談ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/h30kengaku.html
園長のつぶやき
先週末に一週間遅れのAO入試を行いました。
学園の入学試験は一般入試も、AO入試も合格してもらうためのものです。
定員が増えたこともあり、よほどのことがないと・・・・と言う感じです。
10年前だと、その「よほど」の人が少なくありませんでした。
今は状況が違って、先週の新聞取材でも記者の方は
「生徒が明るく、元気」
なことに驚いていたようです。
とは言っても、合格にするのをためらうことになる人もいます。
ポイントは学園で一年間がんばることができるか?
漁師になることができるか?
です。
例えば、入学試験の面接であまりに「やんちゃ」感がある場合。
他の入学生のことを考えると「うーん!」ってなります。
そして「漁師になりたい」と言う気持ちが伝わってこない場合。
最初から、意欲がみられなければ一年と言えど学園でがんばることは難しくなります。
あるいは言ったことが伝わらない場合。
これは危険に直結します。
漁師の適性が欠けているとなります。
なにか一つのことで、合否は判断せずに職員の合議で、総合的に判断します。
もちろん一般入試では、科目試験、作文も考慮します。
見学にいらっしゃる保護者の方は、まずお子さんの学力を心配します。
でも、それは一要素に過ぎません。
学園に来てから生まれ変わったようにがんばる生徒は珍しくありません。
だからと言って、誰でもOKではなく、上に書いたように判断させていただいています。
学力より大事なモノはたくさんありますからね!
ちなみに今回の受験生は、みんな大きな声をだしてくれました。
これも大事ですよ!