静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

刺網の片付け

2019年10月28日 09時49分21秒 | 実習

先週末の26日はシゴトフェア静岡会場に行ってきました。
午前中の学園見学でアクシデントがあり、私が会場についたのは3時過ぎ。
私が面談した方は1名だけ。
機械系のエンジニアで47歳でした。
年齢不問で募集している漁船は多いです。
でも、それなりの給料がでるとなると、かなり厳しくなります。

さて刺網実習の翌日に、干してあった網を片付けました。
刺網は細い糸でできているので、扱いは注意が必要です。
航海専攻の生徒が行いました。
 



倉庫内に吊るした網は、実習の先生が破れがないかチェックしました。

静岡県立漁業学園
漁師になりたいと思った方は、まずは電話、Eメールでご相談ください。
私がどんな質問にもお答えしますよ!
もちろん、ムリに入学をお勧めすることもありませんので、ご安心を!
電話 054-627-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
詳しくは学園ホームページをこちらをご覧ください。
できれば授業や実習の見学できる、平日の見学がおすすめです。
平日の見学は園長にご相談ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/h30kengaku.html

 園長のつぶやき
土日の見学会で、合計3組の方が来園されました。
東京、滋賀、そして静岡県内。
県内の方は28歳でした。
今年の見学で、20歳以上の方は初めてです。

悲しいことに、学園の見学自体が、今年は少ないです。
・・・が、社会人の方はさらに少ないです。
シゴトファエでも多くの企業が転職者専門に募集をしていました。
転職するにしても、仕事はたくさんあると言うことです。

こんな状況だからこそ、楽な仕事ではない漁業の世界に飛び込むのは勇気のいることです。
たとえ沿岸漁業にしたって、知らない漁村に移住することになります。
生活が一変します。
誰にでもできることではありません。

上で書いた47歳の方。
「体力には自身がある」
とおっしゃっていました。
50代、60代の漁師に比べればお若いし、同年齢の方より体力があるのかもしれません。

しかし、50代、60代の漁師は力を使うコツを身につけています。
だから高齢になっても仕事ができます。
さらに、40才代と言えど、新人ですから力を使う下働き(雑用)が待っています。
10代、20代の若者の後輩、部下となります。
いままでのキャリアは関係なくなります。

そんな状況を考えると、学園の入学制限が30才であることに意味があることをご理解いただけると思います。
実際、30才以上になると、ぐっと求人が減るのが実情です。

30才前の方は、漁師、特に大型船に乗るには最後のチャンスです。
ご相談に乗りますよ。

コメント
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