静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

マラソン練習1

2019年01月17日 13時14分25秒 | 実習

学園のいろいろな授業の中で生徒の評判が悪いものがあります。
その一つがマラソン練習。
しかも、生徒が楽しみしているクラブ活動の時間を使ってやります。
イヤだよね。気持ちは分かるよ。
でも、就職前の大事な体力アップです。


毎朝走るコースを7周くらい走ります。
一周は900mほど。
この日は初回なので5周を走りました。
みんな、がんばって走っているのがわかりました。
カッター訓練と言い、49期生はがんばるなぁ。
そして、翌日は筋肉痛を訴える生徒が数名...
これもカッター訓練と同じです。


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
詳しくはホームページをご覧ください。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940

 園長のつぶやき
 園長のつぶやき
どんな学校に進学するにせよ、大事なのは
「入学できるか」
よりも、その学校を
「自分のために活用できるか」
です。
だって、学校に行くのが目的ではなく、自分を成長させる手段ですから

学園のような定員ギリギリの学校でも、入学で圧力がかかるときがあります。
入学試験の結果ではなく、力ずくで「入学させろ」と...
それは受験生本人ではなく、親だったり、担任の先生だったりなんですね。
気持ちは分からなくもない...
でも、それは受験生本人にとっては、どうなんでしょう?
ムリヤリ入学させた結果、バラ色の人生が待っているでしょうか?

学校にとって、定員割れは良くありません。
高校でも、大学でも、専門学校でも、公立でも、私立でも同じこと。
だから、定員を満たすように、なるべく入学させようとします。
それでも、どうしても入学をためらう受験生もあります。
学校にとっても、生徒本人にとっても、入学後の方が大事だからです。

加えて学園の場合、卒業後は必ず漁師になってもらいます。
海の上で働くことを考えると、誰でもできることではありません。
最低限度の注意力、判断力、協調性がなければ危険な仕事です。

注意力も判断力も協調性も学園の一年間で伸びる可能性は大いにあります。
それは生徒本人が努力することが必要です。

実際に「自分を変えたい」と思って入学し、漁師としてがんばっている人はたくさんいます。
学園は自分を変えるチャンスではありますが、それを活かすも殺すも本人次第です。
入学すればOK!ではないですよ。

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