わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

そう想わんか?

2015年10月14日 | 泰阜村が大学になる

立教大学「自然と人間の共生」の授業。

今日も200人の学生が聞いてくれている。

今回は、自然が教えてくれるもの・地域が育んでくれるものについて、山村留学:暮らしの学校「だいだらぼっち」の事例をもとに話をした。





そもそも自然や地域社会は想い通りにならないことだらけで、それはそれは不便なものだ。

言葉をかえれば「思い通りにならない」ということになる。

自然も人間関係も暮らしも、決して自分の思い通りにはならない。

そこに向き合うことは、このうえなく不便だ。

しかし、その「不便さ」こそが学びの土台になっている。

その「不便さ」を削ぎ落として成り立つ「現代社会」。

それは同時に、不便さに存在した「学び」も削ぎ落としているのだ、と。


最近とても便利な山村留学の事例を知った。

個室があり、食事も洗濯も掃除まで賄いのおばさんがやってくれるという。

家よりも便利な施設で、子どもたちはいったい何を学んでいくのだろうと不思議に思う。

不便さを楽しめなくて何が自然体験・生活体験なのだろうか。



便利過ぎなくていい。

不便過ぎなくてもいい。

ちょうどよい便利さ=適度な不便さに囲まれて、質の高い学びを得ていきたいものだ。

なあ、学生諸君、そう想わんか?


代表 だいち


恐竜が飛び出してくるのだ

2015年10月13日 | 日々雑感
金沢の帰り道、故郷福井に立ち寄った。

おふくろと少しだけ顔を会わせた。

元気そうでよかった。

高速に乗る前に、母校の傍を通り過ぎた。

ああ、そういえば、中高一貫高校になったんだっけか。





福井駅前はもう、すごいことになっている。

今にも飛び出してきそうな恐竜の壁画

そして動く恐竜のオブジェ。









帰るたびに駅前と街が変わっていく。

でもやっぱり福井は好きな街だ。

この街の水を飲んで育ったんやもんなあ。

想い出をふりかえりつつ、次の街へ足を進めよう♪


代表 辻だいち







楽しみ楽しみ

2015年10月12日 | 全国のなかまたち
北陸金沢にいる。

今回は金沢のNPO10周年記念イベントで基調講演をした。

NPO、住民、大学、学生、行政…、10年の営みの積み重ねに率直に感動し、金沢という地域のソコヂカラを感じた。

会場は金沢星陵大学。

隣は、ヤンキースの松井選手やサッカー日本代表の本田選手を輩出した星陵高校だ。

なるほど、ここでああいう人材が育ったのか。





私はお隣福井の出身。

会場を飛び交う言葉にはどことなく故郷の方言と似てる訛りが。

アウェイの感じがしない心地よい雰囲気と、気持ちが良いまでの地域連携に、少々熱が入ってしまって講演は時間オーバーだった。

反省。

これからきっと、金沢の人々と南信州泰阜村の本質的な連携が始まる予感がする。

楽しみ楽しみ。





しかし、連休ということもあってか金沢は人、人、人であふれかえっていた。

新幹線の効果はかくも凄まじいということか。

街のにぎわいは変わっても、人の心を見つめ続ける金沢の風土は変わらないでほしいな。


代表 辻だいち





冬の足音

2015年10月09日 | 日々雑感
ちょいと野暮用で信州大学へ。

信州のど真ん中:松本市に位置する大学だけれど、信州の南部に位置する泰阜村からは2時間以上かかる。





松本はいい街だ。

信州大学の前身:旧制松本高校の青春を描いた本を改めて読んでいる。

リアルな地名が出てきておもしろい。

小説の中に自分がいるようだ。





今日は霞んでいたけれど北アルプスが見えた。

山好きの身は、今すぐにでも登りたい衝動に駆られた。

アルプスはもう雪が降るらしい。

秋が来たと思ったが、もう冬の足音がそこまで来ている。


代表 辻だいち





秋がきた

2015年10月06日 | 自然のソコヂカラ
一気に秋が来た。

朝は10℃を切るようになった。

その分、空は青くなった。

ど真ん中に天竜川が流れる。

しかし、山の中に住んでるなあ、とつくづく想う。







手がけてきた田んぼも、もうすぐ稲刈り。

でも、稲刈り機(結束機)がご機嫌斜め。


どうしよ。





代表だいち