わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

再会と出会い

2015年10月24日 | 全国のなかまたち
鹿児島桜島にきた。

フェリー名物のうどんを、海の風に吹かれて食べる。

これがうまいのなんのって。

五臓六腑にしみる。







ここ最近は全く噴火もないらしい。

いつもは降灰に悩まされる鹿児島も、今回は暑いくらいの晴天にも恵まれて、拍子抜けするくらい穏やかだ。

桜島では、アウトドアのプロ集団の全国ミーティングがあった。

来年度は、わが長野県泰阜村で開催される。







▼火山灰に埋まった鳥居



ミーティング後に、鹿児島大学の井倉先生の案内で、鹿児島をめぐった。

鹿児島大学の演習林が垂水市にある。

大学演習林としては全国で5番目に広い。

その演習林つまり大学と、演習林の地元地域、そしてNPOが、とても良い連携を行っている。

人口100人程度の小さな集落が、大学と若者NPOによって元気になっている。

そもそもその小さな集落が持つ人々のチカラ、そしてひとづくりのチカラが土台だ。

素敵な循環が起こっているのである。

わが泰阜村と同じニオイがする。

いつか泰阜村とこの地域が連携できる予感がした。





▼地層。シラス台地。




桜島を囲む錦江湾はカンパチの養殖が盛んだ。

昼ごはんに食べたカンパチの漬け丼は、ことのほかうまかった。




鹿児島市内に戻り、鹿児島大学農学部にも立ち寄った。

こんな私の活動に興味を持つ奇特な学生と、軽く議論した。

どの街にも気持ちの良い学生がいる。

志を高く持って生きてほしい、と願うばかりだ。


▼鹿児島中央駅。大都会の雰囲気。




▼九州新幹線





夜には、久しぶりに霧島食育研究会の千葉しのぶさんと再会した。

震災前に霧島でお会いして以来だから、もう4年半になる。

そのころは、霧島の新燃岳が噴火していたのだ。

今は、鹿児島女子短期大学の専任講師をされている。

悩みは尽きないらしいが、遠くにいてもお互いに刺激し合える存在が、お酒を介しての議論を実のあるものにした。

会えてよかった。

心の底から想いが湧き出てくる。

素敵な出会いと再会があった鹿児島。

また来たい。


代表 辻だいち