わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【でも、誰も文句を言わないのだ】 ~こどもたちは、土から教えられる~

2016年11月12日 | 自然のソコヂカラ
高知大川村を早朝も早朝に出て、最寄りの伊予西条駅に送ってもらった。

急いで泰阜村に帰るためである。

昼からコメの脱穀作業だ。

暮らしの学校「だいだらぼっち」のこどもたちと約束したから、必ず戻らなければならない。

6時の特急に乗り、岡山で新幹線に乗り換え、岐阜羽島で降車。

置いてあった車に飛び乗り、途中のサービスエリアでツナギ(作業着)に着替えて、こどもたちが待つ田んぼに13時前に着いた。

さあ、そこから脱穀作業である。


▼脱穀の作業もこどもが主役




今年、だいだらぼっちのこどもとスタッフが手掛ける田んぼは、2反。

20アールの広さだ。

集落の農家と共同所有する脱穀機は1台しかなく、作業は日が暮れるまで続いた。

山岳地帯の村は、陽が山に沈むのは早い。

そうなると急激に寒くなる。







でも誰も文句を言わない。

春から作業全てをこどもたちが手がけ、ハザ掛けして天日干ししたコメが、もうすぐ口に入る。

その喜びが待ってるからだ。

こどもたちは、土から教えられる。

自然と向き合うことはたいへんだけれど、それは自分を成長させてくれるということを。

こどもたちもスタッフも、よくがんばった。

私も、早朝から移動と、午後は脱穀機を運転し続けて身体が震えている。


今日はお酒がうまいな、きっと。


代表 辻だいち


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