NPOグリーンウッド・暮らしの学校「だいだらぼっち」30周年記念祝賀会。
11月26日に開催された。
全国からご参会いただいた270人の皆さん、本当にありがとうございました。
今後も、誠実を胸に刻み続けます。
こどもたちや若者と共に希望を語り続けます。
30周年祝賀会について、ブログで数回にわたって紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/9d/2090ded369bf2a9e73e9cde9754779d4.jpg)
▼270名のひとびとにお集まりいただいた。本当にありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/c4/06970af6152e9d7dd67dbe2b4db57fe4.jpg)
まずは、祝賀会での私の挨拶を。
一応私は、NPOグリーンウッドの代表理事なので。
ご紹介いただきました、グリーンウッド代表理事の辻です。キャンプネームはだいちといいます。
本日は、お忙しいところ、また遠いところ、30年の節目を祝うこの会にご参会いただき、グリーンウッド・だいだらぼっちを代表して、心より御礼申し上げます。ありがとうございます。
本日は、松島村長を始め、全国から多くの方がご参会いただきました。全員を紹介し、お一言ずついただきたいところですが、3人だけ紹介させていただくことをお許しください。
1993年、だいだらぼっちが始まって8年目に、私はこの活動に参画しました。その時に、2人の方からこんな言葉をいただきました。「学ぶとは、誠実を胸に刻むこと」「教えるとは希望を共に語ること」。フランスの詩人、ルイ・アラゴンの言葉です。
そのお二人がこの会場にいます。紹介させていただきます。一人は、北海道大学元教授、進藤省次郎先生です。私の恩師であります。当時はバブルがはじける前。周囲の学生が名だたる会社に就職する中、信州の山奥に行くという教え子を、さぞかし心配に見つめていただろうと思います。今、この場で、送り出していただきありがとう、と心から御礼を伝えます。
そしてもう一人が、その時に、私を迎えてくれた、先輩であり同志であるNPOグリーンウッド特別代表の村上忠明さん、ムサシです。ムサシは当時理事長。右も左もわからない世間知らずの若者を、我慢強く育ててくれました。
送り出していただいた先生と、迎えてくれた先輩が、同じ言葉を私にいただいたことに、強い縁を感じます。
もう一人だけ紹介させていただきます。大阪から駆けつけてくれました、小泉内閣の時に行政改革担当大臣を歴任された、中馬弘毅先生です。NPOグリーンウッドの顧問でもあります。公私ともお世話になっている中馬先生に、このように成長しただいだらぼっちを見ていただき、恩返しのひとつができたように感じます。中馬先生、本当にありがとうございます。
▼祝辞をいただいたNPOグリーンウッド顧問の近藤昭一衆議院議員
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/8d/f8c1a97bed7935859ca182b4d8835896.jpg)
▼祝辞をいただいた青森山田学園の岡島成行理事長
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/53/9b5887240714f8fed6d3ce4778872f84.jpg)
▼乾杯の音頭をいただいたNPOグリーンウッド顧問の羽田雄一郎参議院議員
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/76/07857b1008f7c1c94461ed9f5db4cbd0.jpg)
さて、梶(カニ)と大越(ギック)が泰阜村で「だいだらぼっち」を始めて、30年の月日が流れました。ヨソモノ、ワカモノが始めた活動に、村の皆さんの理解をなかなか得られない時代や、経済活動が伴わず存続を断念するかを迷った時代もありました。
しかし、村の皆さんから叱咤激励をいただき、卒業生や保護者の皆さんに「あきらめるな」と支えられ、そして全国の関係者の皆さんにご指導いただき、今、スタッフ20名ほどを擁し、30年という時の試練に耐える事業体に成長できました。
私がこの村に来た1993年頃の状況から考えれば、本日、このような会を開催できるのは、本当に夢のような話です。
▼NPOグリーンウッド顧問団など
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/cb/ad6a2ac4135420dbc29ace5b602e48b2.jpg)
▼全国の自然体験、地域づくり関係者の方々
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/e1/1f508c33518c664344b30b576d800c91.jpg)
▼長野県や大学関係の方々
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/53/52f74a62bab261b5317943167351bdda.jpg)
▼飯田下伊那の関係の方々。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/cd/d4495ffe6adee395aad0714ab11483b7.jpg)
泰阜村は「何もない」とよく人は言います。しかし、その「何もない」山村に暮らすひとびとと風土が発揮する、不屈の精神と豊かな支え合いの文化があります。この村の自然と人々の暮らしが持つ包容力と教育力があります。それらをどこまでも信じ抜き、あきらめずに実践を続ければ、泰阜村の教育が日本を代表する教育になるのではないか、そんな可能性を心の底から感じます。
その実践を担うのが、NPOグリーンウッドのスタッフたちです。今回の祝賀会も、リーダーの森(もーりー)を中心に、本当によく準備を進めてくれました。今後も、この若いスタッフを、どうかご指導いただけますようお願い申し上げます。
今後も、誠実を胸に刻み続けます。こどもや若者に希望を語り続けます。これからも皆さまの力強いご支援を心からお願い申し上げると共に、ここにご参会の皆様のますますのご健康と幸多からんことを心から、心からお祈り申し上げ、グリーンウッド・だいだらぼっちを代表しての挨拶とさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。
泰阜村の人々と、暮らしの学校「だいだらぼっち」OB・OGや保護者の写真はまた後ほど紹介したい。
11月26日に開催された。
全国からご参会いただいた270人の皆さん、本当にありがとうございました。
今後も、誠実を胸に刻み続けます。
こどもたちや若者と共に希望を語り続けます。
30周年祝賀会について、ブログで数回にわたって紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/9d/2090ded369bf2a9e73e9cde9754779d4.jpg)
▼270名のひとびとにお集まりいただいた。本当にありがとうございました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/c4/06970af6152e9d7dd67dbe2b4db57fe4.jpg)
まずは、祝賀会での私の挨拶を。
一応私は、NPOグリーンウッドの代表理事なので。
ご紹介いただきました、グリーンウッド代表理事の辻です。キャンプネームはだいちといいます。
本日は、お忙しいところ、また遠いところ、30年の節目を祝うこの会にご参会いただき、グリーンウッド・だいだらぼっちを代表して、心より御礼申し上げます。ありがとうございます。
本日は、松島村長を始め、全国から多くの方がご参会いただきました。全員を紹介し、お一言ずついただきたいところですが、3人だけ紹介させていただくことをお許しください。
1993年、だいだらぼっちが始まって8年目に、私はこの活動に参画しました。その時に、2人の方からこんな言葉をいただきました。「学ぶとは、誠実を胸に刻むこと」「教えるとは希望を共に語ること」。フランスの詩人、ルイ・アラゴンの言葉です。
そのお二人がこの会場にいます。紹介させていただきます。一人は、北海道大学元教授、進藤省次郎先生です。私の恩師であります。当時はバブルがはじける前。周囲の学生が名だたる会社に就職する中、信州の山奥に行くという教え子を、さぞかし心配に見つめていただろうと思います。今、この場で、送り出していただきありがとう、と心から御礼を伝えます。
そしてもう一人が、その時に、私を迎えてくれた、先輩であり同志であるNPOグリーンウッド特別代表の村上忠明さん、ムサシです。ムサシは当時理事長。右も左もわからない世間知らずの若者を、我慢強く育ててくれました。
送り出していただいた先生と、迎えてくれた先輩が、同じ言葉を私にいただいたことに、強い縁を感じます。
もう一人だけ紹介させていただきます。大阪から駆けつけてくれました、小泉内閣の時に行政改革担当大臣を歴任された、中馬弘毅先生です。NPOグリーンウッドの顧問でもあります。公私ともお世話になっている中馬先生に、このように成長しただいだらぼっちを見ていただき、恩返しのひとつができたように感じます。中馬先生、本当にありがとうございます。
▼祝辞をいただいたNPOグリーンウッド顧問の近藤昭一衆議院議員
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/8d/f8c1a97bed7935859ca182b4d8835896.jpg)
▼祝辞をいただいた青森山田学園の岡島成行理事長
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/53/9b5887240714f8fed6d3ce4778872f84.jpg)
▼乾杯の音頭をいただいたNPOグリーンウッド顧問の羽田雄一郎参議院議員
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/76/07857b1008f7c1c94461ed9f5db4cbd0.jpg)
さて、梶(カニ)と大越(ギック)が泰阜村で「だいだらぼっち」を始めて、30年の月日が流れました。ヨソモノ、ワカモノが始めた活動に、村の皆さんの理解をなかなか得られない時代や、経済活動が伴わず存続を断念するかを迷った時代もありました。
しかし、村の皆さんから叱咤激励をいただき、卒業生や保護者の皆さんに「あきらめるな」と支えられ、そして全国の関係者の皆さんにご指導いただき、今、スタッフ20名ほどを擁し、30年という時の試練に耐える事業体に成長できました。
私がこの村に来た1993年頃の状況から考えれば、本日、このような会を開催できるのは、本当に夢のような話です。
▼NPOグリーンウッド顧問団など
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/cb/ad6a2ac4135420dbc29ace5b602e48b2.jpg)
▼全国の自然体験、地域づくり関係者の方々
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/e1/1f508c33518c664344b30b576d800c91.jpg)
▼長野県や大学関係の方々
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/53/52f74a62bab261b5317943167351bdda.jpg)
▼飯田下伊那の関係の方々。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/cd/d4495ffe6adee395aad0714ab11483b7.jpg)
泰阜村は「何もない」とよく人は言います。しかし、その「何もない」山村に暮らすひとびとと風土が発揮する、不屈の精神と豊かな支え合いの文化があります。この村の自然と人々の暮らしが持つ包容力と教育力があります。それらをどこまでも信じ抜き、あきらめずに実践を続ければ、泰阜村の教育が日本を代表する教育になるのではないか、そんな可能性を心の底から感じます。
その実践を担うのが、NPOグリーンウッドのスタッフたちです。今回の祝賀会も、リーダーの森(もーりー)を中心に、本当によく準備を進めてくれました。今後も、この若いスタッフを、どうかご指導いただけますようお願い申し上げます。
今後も、誠実を胸に刻み続けます。こどもや若者に希望を語り続けます。これからも皆さまの力強いご支援を心からお願い申し上げると共に、ここにご参会の皆様のますますのご健康と幸多からんことを心から、心からお祈り申し上げ、グリーンウッド・だいだらぼっちを代表しての挨拶とさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。
泰阜村の人々と、暮らしの学校「だいだらぼっち」OB・OGや保護者の写真はまた後ほど紹介したい。
代表 辻だいち