緑の切妻屋根の家が建つ

60代も後半になり、ひょんな事から一人住まいの実家を建て替えることになりました。

パナソニックHOME'Sに私の存在が疑われていた?

2024-04-24 09:51:33 | 家を建て替える

 ハイムとギリギリまで競合したパナソニックHOME'Sは、外のHMと違い中々間取りの提案や見積もりを持ってこなかった。ハウスメーカーの中では123ホームズやI工務店と同時期の接触だった。早いところは年内に、遅くても年明け早々に一度はもってきていたのにだ。とりあえず1月14日にはパナソニックHOME'Sの優れた点を日本各地を回って説明してくれる人が沼津に来るので説明を聞きにいくという予定だけがあった。14日に行くと、私と同年配くらいの男性が説明してくれた。ハイムミュージーアムで聞いた説明より、ずっと分かりやすかった。やはり、それを専門にしている人だからかも知れないし、パナソニックHOME'Sは軽量鉄骨のみなので、その説明だけだから分かりやすいといった面もあったのかも知れない。現在木造建築に使われている木材はどんなものなのかのような,余分な説明がない分すっきりと分かりやすかったのかも知れない。パナソニックHOME'Sの売りは高層ビルにも使われている制震鉄骨軸組構造制震鉄骨軸組構造(HS構法) - パナソニック ホームズ - Panasonicだ。確座屈拘束技術というのは凄い発明だと思った。動画にあげられている耐震実験でもパナソニックHOME'Sの家はハイムの同様の実験動画と比べても優れていることが目に見えて明らかだった。高い買い物をして、地震後も住み続けられる家とそうでない家だったら、当然前者の方がいいに決まっている。しかも、震度7で家が住めなくなった場合の35年の掛け金無しの自信安心保証までついているのだ

地震あんしん保証 - パナソニック ホームズ - Panasonic

 耐震性のみならず、その頃私がどうしようかと散々迷っていたことがあった。それは換気の問題だ。換気には第一種換気、第二種換気、第三種換気と3種類ある。機密性のがいい家はどうしても換気の方法をどうするか考えなくてはいけない。電気を使って強制給気と強制排気をする第一種換気、給気だけを機械的に行う第二種換排気排気、給気は自然に任せて排気だけを強制的に行う第三種換気の3種類だ。しかも、第一種換気にはダクトレスとダクト有の2種類がある。ダクトがあれば当然そのメンテナンスもあるだろうし、吸気孔や途中のフィルターなどの手入れも必要となってくるし、ランニングコストもかかる。果たしてそれだけのお金や手間をかけるメリットが第一種ダクト有換気にあるのだろうか?と換気方法に迷っていた。住友不動産の家はダクト無しの第一種換気だったが、上手く換気できていたと思う。色々な動画などを見ても、発信者によって全て推してくる換気方法が違っている。パナソニックHOME'Sの換気方法は第一種ダクト有換気だったが、手入れも簡単だし5年毎に取り替える部品も安かったし、ランニングコストも割と安いと思った。

 パナソニックHOME'Sの断熱剤はグラスウールではなくてロックウールだ。ロックウールのメリットは湿気に強いということだ。ビーカーに水をいれたところにグラスウールとロックウールの塊を入れると、グラスウールは毛細管現象でか塊がすぐ水に沈んでしまったが、ロックウールは水を弾くのかずっと浮いたままだった。その上、壁に稚内珪藻土を塗りつけてあるので、湿気が多いときは室内の湿気を吸い、乾燥しているときは珪藻土から水分がでていくのだそうだ。霧吹きで、珪藻土の塊に水を拭きかけるとあっという間に水が吸い込まれてしまうのに驚いた。

 壁も道路上の看板などに使われている光触媒を使って晴れの日は外壁の汚れを分解し、雨の日は汚れを流れ落としてくれる「セルフクリーニング効果」を採用しているキラテックタイルでメンテナンスフリーだ。メンテにお金をかけなくて良い家というのが私の建てたい家の重要条件の一つなのだ。

 ただ一つ、基礎工事が布基礎であるということが気にかかった。しかし何が良いか分からず悩んで居た換気のことも解決出来て、地震保証も有というのなら自分が予定している予算にさえ収まればパナソニックHOME'Sで家を建てない手はない。と思い、○千○○万円以内で建てられるのならパナソニックHOME'Sで家を建てますと、間取りも見積もりもでていないのに宣言してしまった。この文章を書いている今でも、パナソニックHOME'Sで家を建てたら如何だっただろうか?と思ってしまう。総二階になるので、広さはハイムより広いが、一階の広さはハイムより狭くなる。また、ハイムと競っていたので、家を建てようとしていると気持ちを真剣には受け取っておらず、接触回数が少なかったお詫びにといことで無料で太陽光パネルもつけてくれ、それで予算以内に納めた金額を提示してくれたのだ。間取りもきまってなかったから、完成は少し遅くなるかもだけど、その分ハイムより建て替える前の家の片付けや引っ越し作業は余裕を持って出来たのではないか?と思ってしまう。

 ただ、この説明を聞きに行った日に聞いて驚いたことには、Hさんの上司が私の存在が本当であるかどうか疑っていたというのだ。なので、私が実際に説明を聞きにきて実在するということを確認できなければ間取りや見積もりを出すゴーサインをだしてくれなかったような言い方をするのである。確かに60代後半の女性が一人で家を建てるとか信じがたかったのかも知れないが、ちょっとあまりにも失礼ではないかと思った。安い金額や太陽光パネル無料の提案はそのお詫びだということだった。

 

 


仲人さんのお通夜へ行った

2024-04-24 09:09:27 | 備忘録

日曜日に珍しく、夫から電話があり、何かと思ったら、夫側の仲人さんのご主人の方の訃報だった。仲人さんは脳梗塞の後介護老人福祉施設に入っていた。お宅からも遠くないところの施設だ。あと、夫の叔父がコロナで入院しているから、お見舞いに行こうと思っているという話だった。

 私も仮住まいが同じ地域なので、月曜日にお線香を上げにいった。仲人の奥様の方の話では、なくなった日は朝入浴して、お昼ご飯も、午後のおやつもしっかり食べて、午後4時頃職員の人が見に行くと息が止まっているということで、病院に搬送され、二時間後くらいに死亡が診断されたそうだが、死因は原因不明とされたそうだ。享年85歳だった。

 長く入院して、そけい部からの透析とか、酸素マスクとか、アルブミンの投与みたいな延命措置もせず、元気なままなくなってので、良いなくなり方だとは思うが、予期していなかった家族は予期していなかっただけに大変だったと言うことだった。

 その仲人さんの家は夫の祖母の実家の家で、お高くとまっている家なので、どうも夫や義妹はあまり付き合いたくない人達らしい。昔から娘達は金持ちの家に嫁がせるという一家だったという事だが、夫の祖母が当時貧乏だった祖父に恋愛で結婚してしまったため、義父が遊びに行っても外の孫達と差別され、お昼時になると義父だけ家に帰れと言われのだそうだ。旧家でもあるし、仲人さんはロータリークラブの会長なども務め、また人当たりはよかった。親族だけで結構大変な数の参列者だった。

 夫は5時から5時半頃迎えに来ると言うことだったのに、早々の4時台に迎えに来た。どうも何を何回言っても伝わらない認知症の義母とのやりとりが嫌で早めに来たらしい。最近、また夫との距離が縮まっては来ているが、近くなりすぎると関係が破綻するので注意が必要だ。

 そもそも家を建てることになったきっかけは昨年の10月頃、夫は現在工事中の私の実家にほぼ毎日のように来ていたが、ある日突然、私が話を遮られたので、「話くらい最後まで聞いてよ。」と言ったら、突然怒りだして「昨日も我慢していた、もうここには来ない。」と言って帰ってしまったことがあった。それで、私も彼は今後私と一緒に暮らす気はあるのだろうか?と疑問を持つようになったため、偶々かかってきた580万で抽選に当たった人に家を譲るキャンペーンの誘いの電話に乗ってとりあえず話を聞きにいきますと言ったことだ。

 たまにあって話すくらいがちょうどいい関係を保てる人なのである。


基礎工事中の家

2024-04-24 08:02:19 | 家を建て替える

 一昨日の夜突然お隣の木造ハイムに住む私より三つ年下の方から電話がかかってきた。今年の組の班長さんから私の電話番号教えて欲しいと言われたが、教えていいか?という質問だった。連絡に必要なのだろうからいいです。と答えた。ついでに、基礎作業中の土地が綺麗になっているよと言われたので、昨日は一日曇りという天気予報なので、また自転車を漕いで、3.3kmの道のりを見に行ってきた。一階の外回りの形に金属板で仕切りがされていて、一階はこのくらいの広さになるのかがよくわかった。元々小さめの家ということは分かっていたが、やはり小さいなと思った。見学させて貰った、Iさんのお宅のように、換気や台所設備を安上がりにして、総二階にしたほうが、長期優良住宅の申請も出来て良かったかな?とふと思ってしまう。広さだけは長期優良住宅の申請が出来る広さにしたと思ったが、階段部分はその面積から除外されるので、長期優良住宅とはならないのだそうだ。

そして、壊さないで貰っておいた車庫のコンクリートの床の部分が道具置き場にちょうどよく使われていた。そして、簡易トイレが南隣の家との境の辺りに設置されていた。