4月8日の日に、解体現場を見に行ったら、私の部屋の前にあった紅梅の木と、姫リンゴの木が抜かれてお隣のフェンスの前辺りに斜めに置かれていた。もし、植え替えをすれば一本10万円以上はかかるので、植え替えは諦めた木だ。しかしまだあるので、挿し木をしてみようと思い、なにも切る物を持ってきてなかったので、枝を引きちぎって持って帰って、姫リンゴの枝はまっすぐなのでペットボトルに、紅梅の木は枝が鈍角に広がった物を持ち帰ったので、バケツに水をいれて、掃き出し窓の外に置いておいた。風が強い日に、枝の水に浸かっていた部分が風で煽られて水面に出てしまい、葉もしんなりしていたことがあったが、再度水につけたら葉もしっかりとしてきたのでほっとした。
樹木の挿し木って単に土に指せばいいようなものではなく、結構挿し木の土を殺菌された土を使うとか、発根剤を使用した方が挿し木の成功率が高いとか結構難しそうだった。市内のホームセンターをいくつか見て、発根剤は仮住まいに一番近いところが安く売ってたので、それを買った。土は建て替える場所に近いところのバーミュキュライトが安かったので買おうかと思っていた。
しかし、引っ越しを手伝ってくれたMさんの誘いで彼女が買っている化粧品の会社のsalonでお試し顔のお手入れをしてくれるというので、行く事にした。近くにカインズがあるので、早めに行ってのカインズでも土を見てみることにした。最初は自分で探していたが、店員に色々聞くと園芸に詳しい人もいるらしい。その人に専用の土があるというので、その土の袋の裏の図では鉢の底には小石のような物が敷いてあるので、それはどれを使えば良いか聞いたら、軽石だそうだ。軽石の中程度の大きさの袋を持っていったらもっと便利な物がありますと、ネット袋に入っている物があり使いやすそうだと思ったので、それを買うことにした。
前日に仮住まいの近くでもう入らなくなった鉢を置いてあるところがあったので置いてあるところがあったので、挿し木に使おうかと二つくらい持ってきていたが、軽石の袋に比べて小さめなので、それでは土があまり入らないからと、家から持ってきたそこが細かい格子状、側面が柵状になっているプラスチックのケースを使うことにした。最初に、そのケースもアルコールのウェットティシューで消毒した。水をかけるので箱に小石の入っていた袋を開いて敷くことにした。それだけでは足りなかったので外のビニールも敷いた。そして、その上にネットに入った小石袋を二つ入れ、その上から植木用の土を袋半分ほど入れて、挿し木床にすることにした。
難しかったのは枝を適当な長さに切ることだった、細いけど木の枝で切りにくいし、引っ越しのさいに出てきた園芸用ナイフも見つからないので、段ボールカッターで、ゴシゴシこすって斜めに切った。本当は反対からも切って尖った形にする方がいいらしい。そして、1時間以上切り口を水につけてから、ルートンの粉を切り口に付けて、新しいお箸をつかって、差し床に空けておいた穴に切った枝をさした。水はヤカンを使って挿し木の回りに、ちょろちょろとかけてあげた。無事根が出てくればいいけどと思っている。
苗床のケースはビニール袋を敷いた、地鎮祭のお供物の入っていた段ボール箱に入れた。