将人とともに together with Masato

For the parents in the world, whose children have autism.

闘犬

2008年04月09日 | その他
2月末に土佐校を見学させて貰った際、一足先に土佐入りして、高知の観光地にも行ってみた。

できれば、龍河洞、高知大学、四万十川、高知の「日曜市」、足摺岬等も行きたかったが、桂浜、はりまや橋、高知城が半日で行ける限界だった。特に、桂浜では湾曲した水平線を見ることができ、坂本竜馬が遠く大海原の向こうにある外国に思いを馳せたことが忍ばれた。

ところで、桂浜に闘犬センターなるものがあり、噂に聞いた闘犬の試合をみる機会があった。時代の趨勢か、めっきり闘犬もさびれたと聞いてはいたが、たまたま観戦予約した観光バスが乗り付けたため、1試合だけ開催するという。

出てきた犬は写真で見た、どっしりした横綱犬とはまるで違う、がりがりに痩せた中型犬2頭だった。プロレスラーのような、筋肉隆々の、血の気の多そうな犬が噛み合いをするならいざ知らず、その試合は哀れだった。女性客の中には、試合後も泣くじゃくって、立ち上がれない人もいた。聞けば、満足に食べさせると闘争本能が眠ってしまうからだという。

あれでは、闘犬も廃れると思った。少なくとも、観光客相手には。

伝統ある土佐闘犬なのだから、それをアピールするべく、もう少しスマートなやり方はないものなのだろうか。


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