将人とともに together with Masato

For the parents in the world, whose children have autism.

短期入所の契約

2013年04月14日 | 施設

お仕事実習をしようと思っていたのに脱走してしまい、専攻科卒業後の将人の在宅・通勤を断念し、ある意味、とてもすっきりした。そのため、先週の家庭学校の際には将人を連れて短期入所の契約をすませてきた。5月末には学校を休ませて2週間試しに入所させてみることにした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入所

2013年04月06日 | 施設

自宅近くに大久保学園という入所施設もある社会福祉法人があることがわかり、先日見学に行ってきた。

作業所的な所も、農作業から工業製品まで幅広く整っており、以前見学した土佐の光の村、足利のこころみ学園、千葉袖ヶ浦ののびろ学園にも劣らぬ巨大施設だった。ただ、例のごとく入所枠はふさがっており、短期入所か通所が空いているだけだった。

どこもそうだが、障害の重い子は家ではどうしようもない。「地域にお世話」という国の方針だが、こと将人に関していえば、それはとりもなおさず、地域の警察にお世話になることであり、夜中に呼び出されて、迎えに行くことを意味する。

以前は幼かったので早い時間に補導してくださったが、もう20歳を超え、エレベーターで30分、上下していてもホテル側は建前上は見逃してくださるからだ。つまり、遅い時間までいることだけをいつも指摘されることとなる。いきおい、呼び出しも終電の終わった午前1時過ぎとなる・・・。

仕事を続けるなら、やはり、入所しかないと思うが、行き場はない。どうしたものか。個人的には枠外で、追加料金を支払ってもいいのだが、福祉関係は全て国負担か、一切関わりなしか、どちらかだ。そうなると、自分で丸抱えでやるしかないが、24時間をカバーするそんな奇特な、特殊なヘルパーさんが見つかる可能性は皆無だ、と思う。多動型の自閉症は半端じゃないのだ。それは決して金銭の問題だけではない。

そこで、普通は親が仕事を辞めて、自ら介護生活に入ることとが多いだろうが、こちらは年をとるし、将人は発達の頂点だ。振り切られることは明らかで、じり貧は目に見えている。本当にどうしたものか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする