料理の素材を科学する!ってほどでもないけれど

食材や料理についてまとめてみました。
クイズや脳トレもありますよ。

炎の芸術

2022年06月04日 | グルメ
【6月5日は何の日】環境の日,世界環境デー(World Environment Day)
   1972年12月の国連総会で制定。国際デーの一つ。


【前の答】ナス
Q1,ボクは水にさらしても良い。〇or✖?
     →✖。
      コリンエステルは水に溶けやすい性質があり、
      長時間水にさらすと流れ出てしまいます。

Q2,より高血圧の改善が期待できるボクの食べ方は何でしょうか?
    a,漬け物  b,天ぷら  c,煮浸し  d,味噌汁
     →a,ナスの成分でさらに高血圧改善が期待できる食べ方はぬか漬け。
      ナスにはGABAというアミノ酸も含まれているため、
      交感神経を抑制し、体をリラックスさせる効果があるので血圧を下げる効果が期待できる。
      さらにぬか漬けにするとGABAが増えるため、
      コリンエステル+GABAで、より血圧を下げる効果が期待できるんだ。

Q3,コリンエステルは、ボクのどこにあるでしょうか?
    a,外皮  b,内皮  c,中心部  d,全体
     →d,全体にまんべんなく含まれているので、食べることが大切なんですね。



【脳トレの答】ニラ玉


【今日の話】
ボクの最も古い記録は、
隋の楊素(~606年)が卵とご飯を一緒に炒めた卵ボクを好んだというものです。
この時代はまだ米食があまり広まっておらず、
楊素はかなり先駆的な人物だったようです。
米食が広まったのは次の唐の時代になってからで、
かまどがつくられたこと、鉄器の調理道具が普及したこと、
エネルギー源に石炭が使われるようになって火力がアップしたことなどの理由で、
それまでの焼く、煮る、蒸すに炒める調理法が加わったのです。
こうしてボクが生まれました。
ボクが日本に伝えられたのは、遣唐使によってすぐさま伝えられました。
この時に伝えられたのは、ごま油を使うもので、
『倭名類聚抄』には、「油飯(あぶらいい)」は「ごま油で飯を炊く」という説明が記されています。
しかし日本では、あまり普及しませんでした。
その一方で、残りご飯を油で炒める調理法が編み出され普及したのが、日本のボクです。
これに対して、中国では米を炊く時点からスープを使って味付けをし、
炊きあがった味付けご飯をたっぷりの油で炒めるという方法が一般的なんです。
ボクと言えば、『美味しんぼ』の「直火の威力」を思い出しますね。

Q1,インド、トルコを経てフランスでアレンジされたものを何というでしょうか?

Q2,インド、トルコを経てスペインでアレンジされたものを何というでしょうか?

Q3,インドからマレーシア、インドネシアに伝わってアレンジされたものを何というでしょうか?

Q4,フランスからアメリカに伝わってアレンジされたものを何というでしょうか?



【今日のひと言】できなかったことではなく、できたことに目を向けよう

【今日の脳トレ】

【今週の一枚】
コメント (2)
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