大相撲初場所優勝争い

残り3日となり、大相撲の優勝争いも大詰めに。

今日１２日目は、１敗で単独先頭の関脇・琴ノ若、２敗で追う横綱・照ノ富士、大関・霧島、豊昇龍の４力士全員が揃って勝った。

ここのところ、最終盤まで平幕力士が優勝争いに絡む場所が多かったけど、今場所は三役以上の力士による優勝争いで最終盤に突入した。

ある意味、健全な場所。

ＮＨＫの大相撲中継で、１４日目と千秋楽の取組予想をしていたけど、その予想で間違えないと思う。

ここから３日は４力士による直接対決が毎日に組まれるはず。

結びと結び前の２番が毎日優勝争いに直結する一番という、最高のシチュエーションになる。

一番大きな理由は、上位陣が最後まで優勝争いに残っていること。

途中休場の貴景勝を除いた番付上位から４人が優勝争いをしているから。

そして、平幕で好成績の阿武咲、大の里を１０日目というわりと早い段階から上位陣にぶつけたから。

ここで、上位陣が力の差をしっかり見せつけ、平幕力士を優勝争いから脱落させたのも大きかった。

先場所までは最終盤に優勝争いをする大関と平幕の対戦が組まれることも多く、大関同士や大関と関脇の対戦がないなんてこともけっこうあったし、早めに当てたのは良かったと思う。

琴ノ若が初優勝で一気に大関取りとなるか、照ノ富士の復活優勝か、霧島が連続優勝で綱取りか、豊昇龍が大関昇進後初優勝で場所後の昇進披露パーティーに花を添えるか。

実に楽しみな残り３日間だ。