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大相撲三月場所千秋楽

2024-03-24 21:29:21 | 大相撲
大相撲三月場所は尊富士の記録づくめの優勝で幕を閉じた。
新入幕、入門10場所目、幕尻、三賞総なめなどなど。
立ち合いでしっかり当たって、前へ出る力強い速攻相撲がすばらしかったね。
三役陣との対戦も含め、13勝中10勝が寄り切りか押し出しという決まり手にも尊富士の相撲内容が現れていると思う。
新入幕ということが注目されるけど、それどころか先々場所はまだ幕下で、関取になってわずか2場所目だからねぇ。
100年後にも破られていなさそうな、ものすごい優勝だ。
昨日のブログで「休場の可能性が高いのかな」と書いたけど、出てきて自力で優勝を決めるあたりの精神力も大したもの。
とても、相撲が取れるような状態ではなかったみたいだけどね。
いやぁ、お見事!

横綱・照ノ富士は2勝4敗となったところで休場。
ブログに膝がって書いたけど、膝よりも腰の状態が悪かったみたいだね。
休んだところで万全の状態に戻るってことはもうないし、来場所までに調整はできるのか。
個人的には休場してもいいと思うけど。
どちらにしろ、次に出場する場所は進退をかけた場所くらいの重みのある場所になると思う。

大関陣はふがいなさばかりが目についたねぇ。
先場所が綱取り場所だった霧島は初日から4連敗で、11日目には早々に負け越し。結果以上に内容が悪かった。優勝した尊富士との対戦が組まれなかった意味をしっかり考えて来場所に臨んでほしい。
豊昇龍は最後まで優勝を争った新鋭ふたり尊富士と大の里に勝って、大関としての意地とプライドと地位の重みを見せてくれたけど、14日目の琴ノ若戦がねぇ。14日目に勝っていたとしても、優勝には届かなかったわけではあるんだけど。
貴景勝は7勝目をあげてから完全に失速し、勝ち越してカド番を脱すると同時に休場。頭で当たって突き放すという相撲も取れてたけど、それを15日間続けるのは無理ってことか。
新大関・琴ノ若は終盤まで優勝争いに絡んだけど、終わってみれば10勝止まり。成績よりも尊富士に負けた相撲がねぇ。なんか残念。

大関を目指す関脇陣。
大栄翔は6勝9敗と負け越し、連続勝ち越しも7場所でストップ。来場所は平幕に番付を下げそうだ。
若元春はらしい相撲が戻ってきた感もあったけど、9勝6敗と2ケタには届かず。尊富士と大の里、両力士に負けたのも印象が悪い。

ケガから十両に復帰した注目の2力士。
初日から7連勝と、そのまま優勝するんじゃないかと思った若隆景は後半に失速し、9勝6敗で終えた。15日間取り切る感覚とスタミナがまだ戻ってないってことかな。
伯桜鵬も星が伸びず、勝ち越しはしたものの8勝止まり。若隆景同様、久しぶりの15日間の土俵は厳しかったかな。

地元出身力士。
東幕下十九枚目の峰刃は2連敗から盛り返し、4勝3敗と勝ち越した。
西三段目八十枚目の雷道は1勝3敗から五分まで巻き返したものの、3勝4敗と負け越した。
東三段目八十八枚目の伊藤は2勝5敗と大きく負け越し。来場所は再び序二段での戦いとなりそうだ。

入門10場所目という早さで優勝した尊富士の千秋楽の一番は幕内前半に組まれた。ということで、千秋楽まで優勝争いがもつれ込んだのに、かなり早い段階で優勝が決まってしまい、後半の取組は実質消化相撲に。
これって、どうなんだろう。
好成績とはいえ、若い豪ノ山に大一番の相手を任せるって。
尊富士はケガもあって思いっきりやるしかないって感じだったと思うけど、豪ノ山は相当なプレッシャーだったんじゃないかなぁ。
千秋楽で豪ノ山と当てるなら、成績不振で調子が上がっていなくても14日目に大関の霧島と当てて、千秋楽に実際には14日目に戦った朝乃山を当てるべきだったんじゃないかと思う。

6日目までに4敗を喫して休場した照ノ富士。
金星を挙げた4力士、錦木、明生、王鵬、隆の勝は全員が負け越し。
横綱に勝つと殊勲賞の候補になるもんだけど、全員が負け越して、そんなことにもならず。
この結果からも、今場所の照ノ富士の状態の悪さがわかる気がする。

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