四鷺だより

お騒がせ一家のOX生活記

Pembrokeshire ペンブルック州の旅 2

2022年08月02日 | Weblog
金曜日、マークトーさんと私の仕事が終わった後、4時間かけてオックスフォードからペンブルック州へ車で移動。私は車酔いが激しいので、ほとんどいつも自分で車を運転します。今回も、少しでも早く現地に着けるよう休憩なしで4時間ぶっ続けで運転したら、さすがにクタクタ。夜の11時に宿に着いて、荷物を整理していたら、寝るのが夜中の1時に。龍さんにもかなり負担が大きかったようで、翌日は龍さんと私の2人でほぼ 1日爆睡💧。これがその後も糸を引くことに・・。
次回はもうちょっとゆとりを持たせて予定を組みます。反省。

ペンブルック州2日目。初日に爆睡したので、私 復活。さっそく家族3人で聖デイビッド大聖堂 (St David's Cathedral) を訪れました。この大聖堂は6世紀の中頃、聖デイビッドが創立したものだそうです。


駐車場に車を停め、古い石門をくぐるとなんとも味のある聖堂が見えてきました。おお〜っ😍❣️ 
でも建物の中に入る前に、龍さんがどうもオムツを替えてほしいのか、うーんうーんと何か訴え始めたので、慌てて障がい者用のトイレを探すと、リフトやオムツ替え用のベッドはついていないけれど、龍さんのポータブルのリフトやキャンプ用ベッドを持ち込めるスペースがある障がい者用のトイレがありそうです。が、ここで問題。せっかく障がい者用トイレがあるのにドアに鍵がかかってて開きません。マークとーさんに龍さんを見てもらって、近くのお土産店に行き事情を説明すると大聖堂の管理人に聞けとのこと。で、管理人さんに聞くと、自分は鍵を持ってないからと、別の建物に連れて行ってくれました。でもそこで聞くと、「私達は鍵なんてかけないから、きっと使用中で中から鍵がかかっているんじゃない?」とのこと。で、トイレに戻ってみると、いやいや、誰も入っている気配はない。。

困り果てて、また別の建物の受付で聞いてみると、「ここの建物にも障がい者用のトイレがあるから、そこを使っていいわよ」と言ってくれました。嬉しくて涙がちょちょ切れそうだったのですが、そこの障がい者用トイレにもリフトやベッドは付いていません。龍さんのポータブルリフトとキャンプ用ベッドを積んだ私達の車をその建物の近くまで持って来ていいか聞くと、「もちろん」と地図で道を説明してくれました。が、私は自信を持って反対方向に進むほどの方向音痴。もらった地図を片手に車を運転するうちに全然違う方向へ行ってしまってました😱😱💦。
龍さんがうんうんグズっているだろうと思うと気が急くのに、自分がどこにいるかも分からず、もう泣きそう😭😭。
なんでトイレに鍵をかけるなら、鍵が必要な人にちゃんと渡せるようにしておいてくれんかな!!? 管理人のおじさん、「障がいのある人はみんなトイレの鍵を持ち歩いているんだと思ってたよ」ってわけのわからん事言ってるし!(・・って、実はそういう全国的な取り組みがあることをその日 宿に帰ってから知った。)

もう大聖堂の建物に感動する気持ちもどこへやら。道端を歩いていたおじいさんに道を聞いて、なんとか大聖堂までたどり着き、あーだこーだしているうちに、なんだか龍さんの呼吸と表情がおかしくなってきました。おでこを触ると熱い😱😱💦!ひぇ〜っ!

ホリデー2日目はそこであっけなく幕切れ。チーン😭!なんとも未消化なまま宿に戻り、龍さんに解熱剤を飲ませて休ませました。なんなのこの1日は😭😭。その日の午後は大聖堂の近くの海に行き、ビーチ用車椅子なるものをレンタルし「龍さん波打ち際初体験」の予定だったのに、それも出来ずじまい。

あまりにがっかりな1日のせめてもの救いは、マークとーさんが「龍を見ておくから、散歩にでも行っておいでよ」と言ってくれたので、宿から1キロ半ほど離れた所にある岩場の海辺までガシガシ歩いて行けたこと。大聖堂の近くの海のような砂浜ではないけれど、岩場に緩やかに打ち付ける波の音を聞いていたら少し気が晴れました。




帰りに違うルートを通ると、なんかストーンヘンジのちっちゃい版のようなものに遭遇しました。マークとーさんによるとこれはストーンヘンジと同じくらい、5000年程前の墓石だろうとのこと。地図で見るとCarreg Samson という名まで付いてました。



翌日の朝、前日のことを考えていて、私が勝手に龍さんにいろいろ体験してほしいと思う気持ちは横へ置いておいて、8日間のホリデーで龍さんが何か1つ体験できればいいくらいの気持ちでいようと思い直しました。

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