『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

日々草

2018年05月14日 | 植物

これから毎日花をつける気のいい日々草。
大きな株にするために涙を飲んで摘心した。
まだ小さい茎の根元にはさみを入れるときは心が痛む。
ただの切り花だと思えばいいのだけど。
しかし花はお皿の中でまだ健気に咲いている。
どこまでも気のいい日々草。
大好きです。


花麒麟

2018年05月12日 | 植物

小さな花麒麟が咲いた。
トゲトゲの身体にかわいい小さな花をつける。
この二月、温室植物園に行った時に売店で購入したものだ。
花がないとただの荒っぽい枯れ木のようで生きているのかも不明だった。
なかなか可憐だ。


これは植物園の 大物。
こんなになったらかっこいいなあ。
花言葉は純愛だとか。
でもトゲだらけだから抱きついたら怪我をします、間違いなく。
あ、純愛は抱きつかないんだっけ(≧∀≦)

去く春

2018年05月11日 | 花鳥風月

ハゴロモジャスミンは元気だ。
このこは駅に向かう通りに自生している。
以前繁殖しすぎて邪魔にされたのか、誰かに根元から切られた時はがっかりした。
しかし翌年には小さく花をつけ、今や子供の背丈を越す立派な花木となった。
ここに地中深く根を下ろしたのだ。
植物のように定着する場所のない動物としてちょっとうらやましい気もする。
漂うジャスミンの匂い。
いい匂い。
ここ数日はひんやりとしていたが今日から暑くなるようだ。
香りとともにこの春も去く。

嗚呼、ボタニカル。

クチナシ

2018年05月10日 | 花鳥風月

いつもの道、側からすっと射し込む強い芳香。
クチナシがひっそりと咲いている。
白もアイボリーのような柔らかい色だ。
甘く酸味のきいた匂い。
あまり近づくと強すぎる。
少し離れたところから風にのってふわりと漂うくらいがいい。

クチナシの白い花
お前のような 花だった

渡哲也さんが歌ったヒット曲。
その頃はその花を知らずにいて、イメージだけで聞いていた。
儚い清楚なイメージだったが、意外と濃厚で妖艶な人だったのかもしれない。
遠目に清楚で、近づくと結構妖艶な。
うーん、好きかもしれない (>_<)