春を爆買い

陽気に誘われ園芸店へ。
久しぶりの来店で興奮してしまいついついプチ爆買い状態。


マーガレット。
きれいなピンク。


ヒヤシンス。
ディープブルーが美しい。


ハゴロモジャスミン。
ほんのりピンクが入った白。
近づくといい匂い(≧∀≦)


エケベリア。
フォルムと彩りがとてもきれい。
なかなかのべっぴんさん。


ボケ。
ついに盆栽シリーズに半歩足を踏み出してしまった。
次は黒松かなあ…
でもうちのサボテン、アロエ、多肉だらけの庭には純和風の盆栽は似合わないのだけど。
困った困った(￣∇￣)

嗚呼、ボタニカル。

イカナゴの春

今年もイカナゴの季節がやってきた。
三月前後の二、三週間しか漁期がない新子。
最近は漁獲量が減っているらしく高値が続いてなかなか手が出ない。
今年は何と㌔3,580円(￣∇￣)
それをお家でたいてもらう。
この時期は家々でイカナゴの釘煮を作る。
兵庫県は神戸から西側の沿岸沿いの春の風物詩だ。



醤油、ザラメ、生姜などでたく。
湯気立つ出来立ての釘煮。
めちゃ美味しそうだ。



ご飯にも最高だが、もちろん日本酒でいただく。
酒は佐渡の銘酒、北雪の純米吟醸酒。
旨し‼️
小さいのにしっかりと歯応えがあり美味。
このほろ苦さは春の味そのもの。
この早春は既に花を愛で、鳥のさえずりを聴き、月を見上げたが
春を味わうのは初めて。
五感を総動員してやっとこの春が成就した気がした。

「草枕」的な。

深夜帰宅途中に闇の向こうからいい匂いが。
少しだけ癖のあるあまい香り。
翌朝確認すると果たして沈丁花だった。
雨降り前のひんやりと重い空気に漂うように。
これもまた、春の匂いだ。


ビルの植え込みにユキヤナギが咲き始めた。
普段は目立たない女の子がある時一気に華やいできれいになるように。
満開のユキヤナギは素晴らしい。
その花にそっと触れる時の一瞬のときめき。
春風に揺れるしなやかな花たちに心も揺れる。

もう少し暖かくなったら「草枕」を読もう。
五感で感じる春がそこには言語化されている。
草枕は春に読むのが一番いい。

木蓮

ハクモクレンの花芽が膨らむ。
子犬の毛並みのようにふわふわだ。
日に日にふくらみが大きくなる。


会社の近くの木蓮並木。
ちょっとしたビル街なので陽当たりのいいところから順に開花する。
普段は無機質な通りがほんのいっとき華やかな白に彩られる。
上品な生地のポケットチーフが舞うように。
あの白さは何だろう。
清楚で気品があり、ただ美しい。
散ったあとのことは今は言うまい。
美しく花開くところまでを思い出しておこう。
モクレンの開花はもうすぐ。
蕾は只今元気を充填中ですね。

嗚呼、ボタニカル。

朝方の月

日の出がだんだん早くなってきた。
日の出の後、西の空にまだ残る月。
全体が雪山みたいに美しい。
今朝は少し冬に戻って冷たい朝。
朝方の月もいいものですね。