『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

モチガツオ、地産地消の極み

2019年05月31日 | 美食

紀伊田辺の銘店「しんべ」さん。

おお、今日は「モチガツオ」があった‼️

 

もっちりねっとり、そしてさっぱりの美味。

これが食べられるとは運がいい。

「モチガツオ」とは、ネットによれば、

春先から初夏の時期に獲れる初鰹を釣ってから45時間以内に調理した刺身のこと。水揚げされるカツオの多くは即時冷凍されるが、モチガツオとして味わうカツオは一本づつ釣り上げられ、船上で即締めされる。傷をつけずに凍らせず、泳いでいるときのままの鮮度を保ち、港へと持ち帰られたものだけがモチガツオと呼ばれるという貴重な味わいだ。もちもちとした食感からこの名が付き、港から近いほど地元でしか味わえない。それ以上の時間が経つとまったく異なる食感へと変わる。近隣の飲食店では時期を迎えると「モチガツオ入りました」の貼りがされるという風物詩的存在でもある。

とのこと。

とにかく旨い。

こんなカツオは食べたことがない。

わさび、生姜、ニンニクスライスとお好みで。

生姜とニンニクがお気に入りだ。

甘みが引き立つ。

酒は地酒の「黒牛」。

キリッとした辛口の銘酒。

深めの受け皿まで表面張力いっぱいの大サービス。

好きだなあ。

酒飲みのいやしさを分かってらっしゃる。

 

あとは名物エビ団子。

刻んだお漬物と一緒に食べるのがポイント。

うーん、幸せだ。

 

銘店ですね。

もう軽めに出来上がった頃にそっと焙じ茶が出てくる。

いいお店だ。

そこに行かないと手に入らない地産地消の極み。

やめられない(≧∀≦)