『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

植物どものサバイバル

2015年08月14日 | 日記


1週間ぶりに名古屋に戻った。
夏休みはまだ3日あるが植物たちが心配だったのだ。
名古屋は地味に暑い。
連日36度くらいある。
猛暑で水を切らした植物どもがどんな姿になっているやら気が気でなかった。
チラ族やサボ族、洋ラン族はさほど心配がない。
もともと猛暑の中南米出身だ。
問題は日本の草花だ。
さて、毎日可憐な花を咲かせる働き者の日々草。
枯らしては申し訳ないと思い出発前に摘心していったのだ。
咲いている花どもにちょきんちょきんと鋏をいれるのは気が滅入るが仕方ない。
その方が水を節約して生き延びるだろう。
果たして作戦は成功した。
みな何とか持ちこたえてくれたのだ。
なんと気のいいヤツらだ。




アナナスの花。
こいつは心配していなかった。
出る前に咲いていた花が終わっていたら残念だがまだ花も残っている。
花のように見えるが、ピンクのとげとげは花のガクだろうか。
不思議なヤツだ。




キセロ・ジュニアも順調に1週間分大きくなった。




マダガスカル・ジャスミンは新しい葉っぱの芽がでてきた。
水切れに弱そうだったがこいつも持ちこたえた。



こいつも生き延びた。
動物もなかなか頑張るものだ。

さほどのダメージもなく1週間の修行を終えた。
この名古屋の夏を越えるとは何ともたくましい。
あまりヤツらをかまい過ぎるのは良くないのかもしれない。
適度にかまい、適度に手を抜いてつきあって行くとことしよう。


嗚呼、ボタニカル!