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969 新生活、始めてみない?値下げ交渉編

2012-03-09 00:00:00 | 新生活

小さくならず、大きく出ましょう






内見をすませ、気に入った部屋も見つけた。そうなったら、人に契約されない前に
さっさと契約を結びましょう。でもその前に!値下げ交渉、やってみませんか?



【値下げ交渉のタイミング】
部屋が決まり、各説明事項を受け、契約印を押す直前


【交渉項目と金額】
成功しやすいのは、「家賃」部分の項目。
家賃は敷金・礼金・仲介手数料のベースとなっているので必然的に他も値下げされる。
ここを、「もう少し安く出来ませんか?」と聞いてみる。
「いくらくらいをお考えですか?」と聞いてくるので、
第3希望まで用意しておく。

(例)
第1希望:家賃を5,000円値下げ!・・・5,000円/月×24ヶ月=120,000円の削減
第2希望:家賃を3,000円値下げ!・・・3,000円/月×24ヶ月=72,000円の削減
第3希望:礼金タダ!・・・家賃1ヶ月分(例として5,5000円)=5,5000円の削減
*2年間で計算した場合の総合計金額順


第1希望はまず通らない。
だが営業さんとしては「あまり希望を断り続けると契約が決まらないかも。。」と思う場合が多い。
そして、「値下げすれば決めてくれそうだな」そう思ってもらう事が大事。なので、契約印を押す直前がベスト
(もちろん、最終的に契約を結ぶのは大前提)。
無茶な要求でも、第2、第3希望への布石だと思えば言いやすい。


逆に成功しにくいのは、不動産屋の直接収入となる”仲介手数料”や、退去時の保険となる”敷金”を
交渉する事。
契約終了した後も不動産屋とは付き合いがあるわけだし、退去時の修繕費となる敷金を大幅に減らすと
逆に自分が苦しむハメになる。
印象を悪くせず、あくまで謙虚にお願いするのが大事。

ちなみに2台目駐車場を申し込みしていると、値下げ交渉時に「2台目駐車場無料でどうですか?」と言われやすい。
大抵3000円~5000円なので、お得感は少ないかも。





【主な交渉の流れ】
まず、「物件は決まりましたか?」と聞かれるので「決まりました」と、契約の意志と部屋名を伝える
その上で相談を持ちかけ「値下げができないか?」と切り出す
「いくらくらいをお考えですか?」と探りを入れられるので第1希望の金額を提示
大抵、「その金額は厳しいです」と一蹴されるので第2希望を伝える
「必ず契約されますか?」と念を押されるので、「値下げしていただければ今すぐ契約します」と答える
営業さんが管理会社と電話交渉
ここで管理会社より、第3希望とほぼ同額程度の値下げを提示される
「その条件で良いので、日割り家賃をサービスしていただけませんか?」等、付加価値を追加
→交渉成立

契約の意志を伝えてから交渉成立までの時間は約15分。「う~ん」と悩んで時間を延ばすのは逆効果であり、
テンポよく返事をしていけば、今後細かいところの融通を利かせてくれるようになる。
(例)入居日を前後1日程度くらいは調整してくれる等



【モデルケース】
・月々の家賃2,000円OFF
・1週間分の日割り家賃(約12,000円)サービス
・1ヶ月分の水道料金(定額2,100円)サービス

家賃が下がる為、
・敷金4,000円OFF(敷金=家賃2ヶ月分)
・礼金2,000円OFF(礼金=家賃1ヶ月分換算)
・仲介手数料2,000円OFF(仲介手数料=家賃1ヶ月分換算)
価格交渉した結果、合計70,100円の費用削減(2年間入居した場合)。






言うだけならタダ。言っとくべし




家賃交渉の達人

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