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Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

夢の国へ

2010年05月25日 | 小山卓治
私が小さかったころ

お布団に入ると

おばあちゃんが昔話をしてくれた

少し大きくなったころ

おねえちゃんが絵本を読んでくれた

もう少し大きくなると

あかあさんが本を読んでくれた


眠りに落ちる前のほんの短い時間

それはだれにも邪魔されない特別な時間だった

そこには愛されていた幸せな自分がいた


子ども達が小さかったころ

毎晩絵本を読んであげた

にぎやかで落ち着きのない子ども達が

静かにお話に耳を傾ける

そんな特別な時間だった


あのときの彼らの瞳の輝きを

今でもはっきり覚えている


時は移ろい

命はひとつひとつ消えて行くけれど

あの特別な時間は

見えない糸でつながれてきていると

〈夢の国へ〉を聴きながら思う夜


おやすみ・・・




   夢の国へ
   

   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   東の海の海賊と
   西の国の妖精の
   話をしてあげるから
   ほらもう泣かないで

   今夜だけは特別だよ
   喧嘩ばっかりしてる2人に
   話をしてあげるから
   ほら目を閉じるんだよ

   父さんはここにいる
   母さんもいるからね
   どんなことがあっても
   いつも君たちを守るから
   心配しないで

   男の子はいつも強く
   女の子はすこやかに
   泣き虫やいじめっ子は
   どこかへ行っちゃった

   2人は僕の未来で
   僕は2人の過去さ
   僕らはつながっている
   いつでも いつまでも

   その小さな指先
   陽なたの匂いの髪
   どんなことがあっても
   いつも君たちを守るから
   心配しないで

   Good Night Good Night
   そっと夢の国へ
   そっと行きなさい
   おやすみ

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (旅人)
2010-05-25 15:40:55
pikakeさん
小さい頃のことたっくさん覚えていてとても
うらやましいです。

わたしもたっくさん 思い出したいです。

記憶が心を豊かにしてくれるから、
思い出が未来を朗らかにしてくれのなら、
って思うけど、思い出せない。

年老いた両親に、この歌を聴かせたいと思いました。

また、素敵な言葉を楽しみにしています。
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夢の国へは (pikake)
2010-05-26 03:02:01
旅人さん

旅人さんが小さかった頃のこと
ご両親の記憶のなかにはきっといっぱい詰まってて
あなたの思い出せない記憶のピースがみつかったりするかも。
私がごく小さい頃の幸せの記憶って
実はそんなに多くはなかったりして
怖かった記憶
恥ずかしかった記憶
悲しかった記憶
寂しかった記憶
そんな記憶の方が
幸せを感じた記憶より
はるかに多い気がします。

夢の国へ行くまでの
短い幸せなひとときの記憶があることは
今の私を支えてくれている(大げさですが)と
思ったりもします。

ご両親にこの歌聴かせてあげてくださいね。

私も父に聴かせてあげたいです。









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