15年ほど前のこと
家族で過ごした南の島での夏休み
青い海や輝く太陽のきらめきの陰で
ただよう不穏なムードの中
夫婦が口もきかなくなって3日目だっただろうか。
そんなさなかの朝の目覚めは重く
さっきまでの夢の中に戻れるものなら戻りたい
そんな気分で起き上がるのもかったるく
ベッドに横たわっていた
そんなとき
ラジオから流れてきたのが
〈Field of Gold〉
その柔らかなゆったりした音に包まれて
何とも言えない不思議な高揚感を感じた。
まるで自分自身が黄金色の麦畑の中にいるような
すべての嫌なことも忘れさせてくれるような
そんな気持ちにさせられた。
あの不思議な魔法のような一瞬の輝きが
またきっとあると心ときめかせながら
今に至っているように思う。
思えば小山卓治の
〈いつか河を超えて〉の時も
そうだったけれど。
Stingの〈Fields of Gold〉は
きっといつか目の前で聴いてみたいと
そう思っていて
昨夜、その願いがかなった。
日本武道館でのStingは
それはそれは素敵だった。
家族で過ごした南の島での夏休み
青い海や輝く太陽のきらめきの陰で
ただよう不穏なムードの中
夫婦が口もきかなくなって3日目だっただろうか。
そんなさなかの朝の目覚めは重く
さっきまでの夢の中に戻れるものなら戻りたい
そんな気分で起き上がるのもかったるく
ベッドに横たわっていた
そんなとき
ラジオから流れてきたのが
〈Field of Gold〉
その柔らかなゆったりした音に包まれて
何とも言えない不思議な高揚感を感じた。
まるで自分自身が黄金色の麦畑の中にいるような
すべての嫌なことも忘れさせてくれるような
そんな気持ちにさせられた。
あの不思議な魔法のような一瞬の輝きが
またきっとあると心ときめかせながら
今に至っているように思う。
思えば小山卓治の
〈いつか河を超えて〉の時も
そうだったけれど。
Stingの〈Fields of Gold〉は
きっといつか目の前で聴いてみたいと
そう思っていて
昨夜、その願いがかなった。
日本武道館でのStingは
それはそれは素敵だった。