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Go To Zeroを聴きながら

小山卓治を聴きながら夢の国
今日が終わってまた明日

天国のドアノブ

2009年10月25日 | 小山卓治
昨夜のライヴで
6/27の新宿以来ほぼ4ヶ月ぶりに聴いたものだから
心構えができていなくて
不覚にも涙が止まらなかった。


大事な人を失って
初めて気づく

生きるというより
生き残るのだと

残って生きる
そしてその人が残してくれたものを
自分のやり方で大事に育む

卓治さんが初めてこの曲を歌ったライヴから
何回聴いてきただろうか

生き残ること
いつか自分がドアノブに手をかけるまで
誰かに自分を残すまで
続く宿題




   天国のドアノブ

   詞:小山卓治 曲:小山卓治


   眠れないまま迎えた午前4時 
   あいつのことを思い出す
   朝露に濡れて輝く花びら 
   ベランダのブルーデイジー
   天国のドアノブを回したあいつ
   生き残るって宿題を勝手に残して

   戦争はあいかわらず終わってないし 
   俺のパソコンは調子が悪い
   路上では聴いたことのないリズムで 
   歌い始めてる連中がいるぜ
   あの頃俺たちは若くて愚かだった
   今は若くはなく 愚かなままだ

   天国のドアノブに手をかける
   俺たちはみんな
   天国のドアノブに手をかける
   俺たちがいつか
   天国のドアノブに手をかける時
   安らかでいられますように

    彼女とは最近すれ違い 
   面倒な仕事ばかりが舞いこむ
   昨日のニュースが言ってた 
   また誰かが子供を訳もなく殺したってさ
   遠いけどそこにあるって信じてた
   ちっぽけだけど悪くない未来

   天国のドアノブに手をかける
   俺たちはみんな
   天国のドアノブに手をかける
   俺たちがいつか
   天国のドアノブに手をかける時
   安らかでいられますように

   始発電車の音がする
   2本目の煙草をくわえる
   ズルズルといやな音をたてて
   いつの間にか過ぎていく毎日
   それなりに経験は積んできたのに
   分からないことは余計に増えた
   分かってる 残された時間を
   精一杯生きてくしかないってことだろう
   ちきしょう いい天気だ
   そっちはどうだい 花は咲いてるかい

   天国のドアノブに手をかける
   俺たちはみんな
   天国のドアノブに手をかける
   俺たちがいつか
   天国のドアノブに手をかける時
   安らかでいられますように

   天国のドアノブに手をかける
   天国のドアノブに手をかける
   天国のドアノブに手をかける時
   安らかでいられますように