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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

旅準備

2008-05-11 | その他あれこれ
・明日からスイスへと旅立つ。スーツケースに荷物を詰める。今回はスーツの必要がないので楽だ。チューリヒ2泊、フライブルグ2泊の予定。明日の出発が早いので、なんか緊張しそうである。色々と忘れ物があるような気もするが、チケットとパスポートとお金があれば後は何とかするしかない。

・富良野のOさんと現地集合の予定であるが、今回はセッティングは全てお任せということになってしまった。お陰で、クベェの照査法長期試験林とか、色々と見ることができそうである。ということで、しばらく音信不通になるかもしれません。チャンスがあれば、現地から択伐林リポートしたいと思います。

2007

2008-05-08 | その他あれこれ
・昨晩、寝る間際になって鼻水が止まらなくなった。ふと気がつくと重度の花粉症が再発している。のん気に森林浴を楽しんでいる場合ではなく、マスクをしておくべきであった。鼻が詰まって寝れないと思っていたら、突然の地震である。たぶん3回は揺れたと思うんだが、最後の揺れは大きくて長かった。家が4階だからだろうか、結構、ゆっくりと揺れるのもあれはあれで嫌なものである。

・来週からスイスと南ドイツに行くために、諸準備など。それにしても、最近、色々と締め切りが厳しい仕事が舞い込んでくる。ところで、最近、読めない拡張子のワードやエクセルのファイルがたまに送られてくると思ったら、ワードとエクセルの2007版だとのこと。当方のPCは、もはや遅れている・・・らしい。アップグレードするのはいいけど、拡張子を勝手に変更するのはやめて欲しいよねえ。

・とりあえず、このままでアップグレード版ファイルを開けるようにするには、ここから互換機能パックなるものをダウンロードすればいいらしい。ここに辿り着くまでにずいぶんと時間がかかってしまった。相変わらず、ネット上でも迷ってしまい、方向音痴なことはどこでも変わらない。

科学体験

2008-05-06 | その他あれこれ
・連休最終日。自転車で多摩六都科学館へ。特設展示”ボクのとなりのコウモリくん”では、コウモリの生態などに関する解説があれこれとあって興味深い。やはり、先日の夕刻に家の近くで飛びまくっていたのはコウモリ(たぶんアブラコウモリ)だったようだ。しかし、当方の場合、こういうところに来ると、こういう仕掛けならば子供は喜ぶのか、とか、このお兄さんは学芸員か、それとも学生バイトなのだろうか、とか余計なところに気が回ってしまう。

・折り紙チックな、コウモリ飛行機の作成コーナーに家族で参加。クリップをつけて飛ばしてみると、見かけと違って、すいーっと気持ちよく飛ぶ。教室で飛ぶ種子の工作して、種子飛ばし実験とかをやらせることができるかとか、また余計なことを考えてしまった。



・2Fではちょうど科学実験ショーなるものをやっている。おそらく初めて見るであろう子供も、割れないシャボン玉とかを見て、結構、ドキドキしている。3番目の出し物(?)では、固まってしまうはずの液体が固まらず、勇気を出してゲスト参加してくれた子供の頭に水がかかってしまう、というアクシデントなどありつつ、なかなか楽しめた。今度は同科学館の目玉であるプラネタリウムをぜひ体験してみたいところだ。

路地は続く

2008-05-05 | その他あれこれ
・午後2時ごろから吉祥寺へ。バス1本で行けるというのは気楽である。雑誌に載っていた(という)喫茶店に入る。我ながら(というか、わが家族ながら、ミーハーである)。カフェラテを頼むとウサギがにこやかに登場。それにしても、相変わらず、吉祥寺は老若男女が集まっている(みんな、何しに来ているのだろうか・・・?)。少し違った路地に行くと、また、こだわりの店が出現したりして、なかなか楽しい。



・さらに吉祥寺の路地探検を行うという妻と上の子供と分かれ、当方は下の子供と井の頭公園を探索。午前中も虫探しをしていたのだが、子供にとっては、まだまだ自然探索の方が楽しいらしい。小雨交じりの公園をくるりと一周すると、アコースティック・ギターデュオが練習をしている。ゴンチチよろしく、一人が伴奏、一人がメロディーを奏でているのだが、半端な腕ではない。

・感心しながら聴いていると、100mほど離れたところで20名ほどの集団がパフォーマンス(ダンス?)をしていながら奇声を上げている。こちらのダンスもなかなかのもので、何より当人達は楽しそうである。お客さんもついているらしく、”芸術の春”である。こういうのを見ていると、自分も何かをやらなきゃ、といった焦りに似た感情を抱くのだが、いつの間にか日々の生活に流されてしまっている。



・ウインドウ・ショッピングを楽しんだ後、最後は6時から居酒屋へと変身するカフェで夕食。店員の兄ちゃんが”天然”で、笑える店であった。タコライスなど意表をつきながらも癖になる味である。まだまだ路地は続いており、吉祥寺の懐の深さを感じるのであった。

おとしぶみ

2008-05-04 | その他あれこれ
・少し蒸し暑い中、子供と二人で虫探し。オトシブミのものらしきゆりかご発見。中には小さな卵が入っている。製作者である成虫は見当たらない・・・。



・小さなゴミムシの仲間が見つかり一安心。と、ふと道端に目をやれば、センチコガネがゆるゆると歩いているではないか・・・。ユーモラスな体型といい、メタリックな輝きといい、当方にしても好きな昆虫の一つである。ヒラタシデムシ(らしき)虫も見つかり、子供は大喜びである。しかし、これから妙なプレッシャーと闘うことになるであろう、当方にとっては少し複雑な心境である。いつも虫がいるとは限らないのでねえ・・・。

・虫探しに興奮したのか、昼過ぎに子供は寝てしまった。その隙に、トドマツ交雑論文の改訂作業を進めるべく机に向かう。イントロは大体収束に向かっている気がするのだが、考察については、”進んでいるのか、退却しているのか”すらも一向に分からない状態である。再解析の結果、雑種強勢も遠交弱勢も見出されなかった、とすると急にインパクトが弱くなる気がする。そもそも樹木(特に高木)では、交雑実験そのものの事例が少ないので、検出されても検出されなくても”重要”な結果には違いないはずなのだが、論文の書きやすさは随分と異なってしまう(だからこそ、検定して有意になると喜ぶ(?)人が多くなる、ってわけだ)。

・交雑F1は自生集団の次代よりパフォーマンスは低いので、”問題”は生じることになるわけだが、この部分をいかに伝えるかがポイントになりそうだ。全体として、両方のF1が自生と導入の中間のパフォーマンスを示すために、自生集団に適応的な遺伝子が希釈された可能性が高いが、F1で中程度やヘテロシスを示したとしてもF2で遠交弱勢が顕在化する可能性があるので(Keller et al. 2000 JApplEcolなど)、影響評価には慎重な態度が必要、ということになるのだろうか、うーむ・・・。

・昼寝を1時間ほどでたたき起こし、親子3人で3台の自転車に乗って、近くの店に買い物に行く。少し割高だがこだわりの商品を置いているという評判だったが、なるほど、生鮮食料品はもちろん、乳製品、加工食品、冷凍食品まで、見たことのないパッケージが並んでいる。スタッフが一つ一つの商品をとても大事そうに扱っているのに好感が持てる。マドレーヌも、懐かしい手作りの味であった。

甲虫ことはじめ

2008-05-03 | その他あれこれ
・北海道から東京へと舞台は移ったというのに、子供は相変わらず昆虫に夢中である。とはいっても、この時期、クワガタやカブトといったメジャーな昆虫は出ていない。ハムシとか、コガネムシやゴミムシの仲間などがようやく出始めていると思われる。我が家の飼育ケースには、既にハナムグリとコメツキの仲間らしき甲虫がいる。今までは「札幌の昆虫」がバイブルだったわけだが、関東にはいないものも多そうなので、改めて山渓社の図鑑「甲虫」を購入したところ・・・。

・トドマツ交雑論文の再解析確認。Iくんから送ってもらったコードを1行ずつ試しながら、10000回のリ・サンプリングをして、交雑F1の値が両親平均値と有意に異なるかどうかの解析(ノンパラメトリック・ブートストラップ)。Rだと結構簡単なコードで書けることに感動してしまう(といっても、完全には理解していないけど・・・)。

・当方のように、どうしても必要に迫られないと使わないようでは、Rは一向に上達しない。といいつつ、5月29日(木)の夕方に、所内にて「(今更聞けない人のための)超初心者向けR講習」を実施することになった。基本的には、これまでに数回行った講習を少しずつリニューアルするというスタイルになりそうである。

・トドマツ交雑論文のイントロ修正。こちらも超久しぶりだったので、Meadowのショートカットのやり方とか、色々と忘れている。世の中が完全にワードに毒されているので、Texでは人とやりとりをするのに大変なことが多い。ということで、当方もついさぼりがちで・・・。しかし、いつか本を執筆するときにはきっと役立つ技術なので、Texは使えるようにしておきたい。

ひばりが丘

2008-04-20 | その他あれこれ
・郵便局前でバスを待っていると、傍らにはぺんぺん草が・・・。久しぶりに見たような気がする。切れ目からたくましく育っている。



・花バスにのってひばりが丘の探検へ。花バスはマイクロバスで、どこまで行っても100円。


・ひばりが丘は田無とはまた異なる上品な(?)雰囲気である。路地にも色々とこだわりの店がありそう。パルコ内で買い物少々。地下にはQueen's 伊勢丹が入っており、食料品は充実している。スティック・スイーツの店でお土産を買って帰宅。

・ひばりが丘駅で”パスモ”を購入。これでバス、西武線、地下鉄がタッチするだけで改札を抜けることができるようになった。来週も3回は弥生に行くので、活用する機会は多そうである。

ハナミズキ

2008-04-19 | その他あれこれ
・子供と少し離れた公園に行く。子供は自転車、当方は小走りで・・・。田無では街道沿いの街路樹としてハナミズキがよく植えられている。最近人気だとは聞いていたが、白とピンクがあり楽しませてくれる。しかし、そろそろシーズンも終盤といった風情である。





・役場を過ぎたところで近道をしようと斜めに小道を入る。が、なぜか予想した大通りにでない。ぐるぐると歩き回って完全に迷ってしまった。と思った途端、一度来たことのある子供が「こっちだ」と走り出す。ようやく公園到着。ここならば、思う存分、自転車で走り回れる。



・帰り道、子供は自転車なのでスイスイと行くが、こちらは散々歩き回った後なので遅れがちになり、”待ってくれー”状態。大きな看板、西東京名物”かりんとう”。かりんとうって名物だったのか、一度、試してみよう。

濡れ落ち葉

2008-04-18 | その他あれこれ
・昨日は森林科学セミナーでの講演。当方が第一回のスピーカーだったわけだ。始まるまで、どのくらいの人数が出席するかもよく分からんかったわけだが、7号教室がいっぱいになるほど。各研究室の”ドン”が来るとなると、学生は来ないわけにはいかんわけで、驚くほどの出席率である。

・今回は、トドマツの相互移植と交雑試験を無理やりつなげて復元生態学的な話題提供をしたのだが、発表後、学生の皆さんからも質問や指摘をいただけたのはうれしかった。当方の不勉強もあって、冷や汗をかきつつ、セミナーは何とか終了。造林部屋にて学生の皆さんも交えて打ち上げ。やはり1時間近くもしゃべった後のビールはうまい。

・朝起きてメールをチェックするとConservation Biologyからの返事。何となく感じた不吉な予感は当たり・・・。うーむ、ここまで来ていながら、リジェクトとは残念。少なくとも、editorリジェクトがスパムメールに振り分けられて、気がつかずに捨ててしまった、という最悪のシナリオではなかったわけだが。当方の気持ちを代弁するかのように雨が降る。最近は、合羽を着て職場に行くのが普通になってしまった。強い雨風のせいでクスノキの新葉が落ちている。色とりどりで、まるで落ち葉のようだ。



・朝からLさんとGさんが連れ立って訪れて、マングローブ論文の相談。結果に使用する図表がようやく固まってきた。ずっと議論しているうちに、思っていた以上に面白い結果のような気がしてきた。当方からはモデルの説明などで分担。最後に、Gさんから「先生は北海道から来ているんですか?」という、おとぼけ質問を受ける。こらこら、先週も打ち合わせたでしょうが・・・。「ずいぶん頻繁にくるなあ」とでも思っていたのであろうか。

・午後から弥生に行く道すがら、Conservation Biologyからの審査結果を読む。基本的に、樹木で異なるエコタイプ間の交雑試験を行ったデータ自体は貴重だという点はうまく伝わっていたようだ。しかし、Outbreeding depressionの定義が根本的に甘く、今回の解析では検出できたことにならないという部分がもっともクリティカルであったようだ。これは完全に当方の責任だが、やはり親同士の平均に比べて有意に低いことを示さないといかんようだ。参考文献も紹介してくれているので、もう一度勉強しつつ、イントロも変更して仕切りなおしである。

2008-04-13 | その他あれこれ
・天気予報どおり、朝から霧雨が降っている。ここのところ、天気が安定しない。バスで田無駅まで行って、アスタで買い物。バスの時間に合わせて行動しているわけだが、車がないと行動パターンがずいぶんと変わるようになった。

・午後から雨が上ったので、近所の公園にて再び自転車練習に付き合う。必ずのように犬を散歩している人が通りかかるのだが、この辺りでは”芝”が多い。犬が飼えるとよかったのだけれど、ペット可能なアパート/マンションになると実に極端に物件がなくなってしまうんだよねえ(総じて高いし・・・)。

・4月17日のセミナーでの発表準備。ストーリーがうまく流れていないようで、妙にプレッシャーになりつつある。トドマツ標高別相互移植と交雑の話を元に、応用的な話題を提供する予定だがなかなか難しい。来週は、水曜日を除いて、全て弥生に行くことになってしまった。満員電車が憂鬱である。