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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

自転車再挑戦

2008-04-12 | その他あれこれ
・購入したまま玄関に仕舞いこまれていただった緑色の自転車をついに引っ張り出して、再び、近所の公園で練習。最初、後ろから押してあげることで直線は乗れるようになった。ここまでできるようになれば、コツをつかむのはあっという間。いつの間にか、細いところもすいすいと乗れるようになり、本人も大満足の様子。



・公園の隣は小さな屋敷林のようになっていて、やはりアオキが生えている。アオキは本当にどこにでもあるねえ・・・。ここでも花が咲いており、つい気になって眺めてしまう。お、全く花弁に色がない個体を発見。普通の個体と比べるとその色のなさが際立つ。ほとんど注目されることのない地味な花なのだが、注目し始めると、アオキの花弁の色や形の変異は結構面白い。



・田無駅で妻と上の子供と待ち合わせ、中華でランチを食べる。ちょっと裏通りにあるので分かりにくいのだが、3種類のランチはそれぞれ驚きがあり、なかなかのものであった。実は、この界隈は食のレベルが高いらしく、ぱっと入っても外さないことが多い。ちょっと冒険しては撃沈していた富良野時代とはえらい違いだ。店探しはまだまだ楽しめそうである。

・ちょっと足を伸ばして新宿まで。まだ駅の近くのデパートをうろうろとする程度だが、それでも結構楽しい。当方は着る機会が増えるということで、グリーンレーベルにてスーツを新調。現在持っているダークグレイの色違いで、実にオーソドックス。家族もそれぞれ春物を購入。たまのショッピングは気分転換には最高である。

嵐の入学式

2008-04-08 | その他あれこれ
・昨晩はずっと強い雨が降り続いていた。一晩明けて、本日は上の子供の入学式だというのに、外は横なぐりの大雨である。外れて欲しいときに限って、天気予報というヤツは見事に的中するものである。タクシーで行こうかと思ったが、全くつかまらず、スーツの上から上下の雨合羽(しかも蛍光黄色)を着るという異常ないでたちで中学校へ向かう。

・幸い、傘が飛ばされるほどではなく、何とか学校に着いた。入学式では校歌斉唱を初めて聞く。全体的に真面目な子が多いのか、式は乱れることもなく、実に淡々と静粛であった。最後の合唱では、見事なハモリも聴くことができ、さすが中学生は違うなあと感心。

・ここまで天気が悪いと、逆に縁起が良いような気もしてくる。”嵐の船出”もなかなかおしゃれである。そういえば、当方の結婚式も台風襲来にピタリと合って、未だに親戚の間では語り草だったりする。

・Mol Ecolからトドマツ種子散布論文のFinal acceptの知らせが届いた。アクセプト、受理・・・、うーむ、何ていい響きなのであろうか。ところで、最終版ファイルはPDFではダメで、ワード版をよこせということになる。Texとワードの狭間でじたばたやっていたあの頃の苦労は一体なんだったのであろうか・・・。

噂の吉祥寺

2008-04-06 | その他あれこれ
・田無駅前で伸びていた髪をカット。富良野ではずっと同じ店の同じ人にお願いしていた。新しい街で髪を切るのはいつも勇気がいる。髪を切られるときの感覚はだいぶ違ったが、仕上がりはほぼ思ったとおりになって、ほっと一息。何はともあれ、すっきりである。



・昨晩から遊びに来てくれた親戚と一緒に、話題の吉祥寺に遊びに行く。雑誌、hanakoに紹介されたせいか、もともとなのか、相変わらずすごい人波である。井の頭公園の桜は既に散りかけているのだが、そんなことは関係なさそーな大学生風情の軍団があちこちで花見コンパを行っている。そういえば、当方の大学時代、仙台の花見もすごい有様だったねえ。



・井の頭公園でお昼を食べ終わると、下の子供と早くも虫探しが始まる。なかなかいないと思っていたら、ここでもアオキが目に入る。この公園の中で、桜ではなくアオキの花を見ていたのは当方だけに違いない。こちらのアオキはさらにステージが進んでいるようで、雄花の花粉が葉っぱについている。ところで、アオキは虫媒だということなのだが、一向に集まるはずのハエやアブが見当たらない。と、見たことのない”ハムシ”らしきものが動いている。



・最初は偶然くっついているだけかと思ったが、アオキ雌花には同じ種類のハムシらしき虫が結構くっついている。しかし、食痕などはなく、何をしているのか(蜜か何かをなめているのか・・・)はよく分からない。まさか、こいつらがポリネーターの役割をしているとは考えにくいが、はてさて真相はいかに・・・。ちなみに、雄花には一匹もいなかった。

・「バニの家族」という、とあるジャックラッセルテリアを題材とした本があるのだけれど、モデルとなった犬の家族が暮らした舞台が吉祥寺にあると聞いていた。花見帰りにふと見上げると、その店SYUNA & BANI である。



・早速店に入り、犬をあしらったキーホルダーを購入。自転車の鍵につけると可愛らしい。吉祥寺はおしゃれな店が確かに多いが、不思議とすました感じがしない。色んな店が雑多にひしめきあっていて、そこが魅力なのであろう。美味しそうな店もたくさんあって、まだまだ探検が必要である。

緑の自転車

2008-04-05 | その他あれこれ
・西部柳沢から花小金井までは二駅。評判という耳鼻科に駆け込む。なるほど待ち時間は驚異的に短く、先生の指摘もびしりと鋭い。苦しんでいた当方の症状も改善に向かいそうである(もっと早く駆け込むべきだったか・・・)。ちなみに花小金井の駅前はちょいと”こじゃれた”風情である。駅前には、この界隈では定番スーパー”いなげや”の新し目の店舗がどーんと構えている。



・下の子供と新しく購入した自転車の練習。今回、ウチには珍しく外国製!の自転車を奮発(実はそれほど高くないけど・・・)。緑色に輝く自転車にはスピードメータもついており、ちょっとカッコいい。少しでも長い期間乗れるようにと少々大き目を購入したのだが、足がつくかつかないかというところである。富良野では、びゅんびゅんと乗り回していた自転車なのだが、かなり恐怖感が違うようだ。



・近くの公園でもしばらく練習したが、公園が小さいせいもあってか、ついにまともに乗れるようにはならず。”へたれ”なまま、ふがいなく退散。颯爽と乗りこなす日はもう少し先になりそうだ。

IKEA

2008-03-24 | その他あれこれ
・一昨日に自宅の引越しの荷物の送り出しを行い、昨日からは東京ホテル住まいとなっている。引越しでは近所の皆さんに手伝ってもらって、何とか完遂することができた。最後まで皆さんのお世話になって、本当に有難かった。ついに北海道を発つときには、色んな想いで目がうるんでしまった。




・既に新宿のホテルにて東京在住となっているわけだが、24日からしばし年休で、今度は引越し受け入れ準備である。今日は南船橋にある”IKEA"にリビングの家具などを買いに行った。今度こそ、シンプルな生活をしたいと思っているのだが、それにはスウェーデン製家具のこの店が評判なのである。



・南船橋に着くと、いきなりIKEAの巨大な店が目に飛び込んでくる。店には無料のキッズ預かりコーナーもあり、その徹底ぶりはナカナカのものである。あまりにも豊富な家具に目移りしながら、リビングの見せる収納を実現するために、書籍棚、ローボード、パソコンラックなどを色を統一させながら選んでいく。パソコンラックはどうしても椅子を使わない座卓タイプが良かったので、かなり時間をかけて選んだ。



・最初は会計などのシステムがよく分からなかったのだが、要するに巨大なストックルームから大型の家具も自分達でピックアップして、可能な限り、自分で配送するというのがIKEAのコンセプトらしい。それにしても、ストックルームの巨大さはもはや日本の感覚ではない。

・IKEAの良さをまだまだ活かしきれていない、と思われるが、それでも"いけてる”家具をいくつか選び、配送手配も完了。ホテル近くのヨドバシカメラでは、ガスコンロ、電話&FAX、オーブントースターなども調達。新生活がまた一つ楽しみになった。

卒業式

2008-03-19 | その他あれこれ
・今日は小学校の卒業式。幸い天気もよく、歩いて学校へと向かう。富良野の小学校では、卒業する6年生は中学校の制服に身を包んでの出席である。父母の待合室から体育館に入ると、一年生の姿が真っ先に目に入る。こんなに小さかったか・・・。大きくなったもんだ、と感慨しきり。

・卒業証書は1人1人が壇上で校長先生からもらい、壇から降りて父母の席の前で、今度は受けとった卒業証書と手紙を父母に手渡す、という流れ。向かい合うと照れるのか、何も言わずに押し付けるようにして、子供は自分の席にもどっていった。

・お決まりの在校生へ贈る言葉と歌では、いつしか目頭が熱くなっていた。と、この辺から花粉のせいか、はたまた、二日酔いのせいか、目はうるうる、鼻はむずむず、ぐちゃぐちゃになってしまう。周りから見ていると、「すごい感激しているお父さん」という図になってしまったが、こちらは目と鼻を押さえるのに一苦労である。

・最後は子供は全員、目を真っ赤にしていた。富良野の子供は純情である。それを見て、こちらももらい泣きしてしまった。卒業式終了後は、友達や先生と記念撮影で駈けずりまわっていた。何はともあれ、6年間、無事に過ごせたのは何よりである。卒業、おめでとう。

ベイジリアンな人々

2008-03-16 | その他あれこれ
・いよいよ暖かい日和である。福岡では生態学会が行われているのだが、今回はまるで参加していない。Kさんブログによると、Tくんたちのベイズ研究会も盛会だったようで、徐々に置いていかれつつある・・・。ま、統計解析に関しては、最先端の皆さんの頑張りの後を(かなり遅れながら・・・)、ついていきたいところである。

・なんだか鼻がむずむずして、目もうるうるする。明らかに花粉症的である。天気予報でも花粉の情報が見られるのだが、全国的には”非常に多い”という状況であるのだが、北海道に関しては”情報なし”となっている。おかしいなあ・・・。毎年、この時期はなぜかおかしい。

絵を描くということ

2008-03-15 | その他あれこれ
カフェニコに追加注文したクッキーが届いた。今度は1000円や500円のお菓子詰め合わせも頼んだのだが、シンプルなパッケージが洒落ている。



・朝から雨が降っている。本当に今年はこのまま雪が溶けてしまうのだろうか・・・。今春は、苗畑でエゾマツの播種試験を行っており、雪解けをコントロールするためのシートをかける予定になっていたのだが、当方がぼんやりしているうちに、かける時期が遅れてしまった。降雪機を使って、雪を増やすというアイデアも出たのだが、これだけ雨が降ってしまうとそのアイデアすらも難しくなりそうである。

・のどと鼻の調子が悪いので、耳鼻科へ行く。扉を開くと、そこには既に結構な人が待っている。まだ花粉は飛んでいないはずなのだが、花粉症に似た症状で通っている患者さんが多いとのこと。最早のケヤマハンノキがもう開花しているというのだろうか。いくらなんでも早すぎると思うのだが、確かに例年この時期になると、花粉症似の症状に悩まされているような気がする。

・待ち時間に佐藤多佳子著の「黄色い目の魚」を読む。”絵を描く”ということがモチーフになっている甘酸っぱい青春小説である。佐藤多佳子の小説は、多感な世代の荒削りで瑞々しい気持ちが行間から溢れていて、爽やかな気持ちになる。

リベンジPCR

2008-03-14 | その他あれこれ
・今日は雨(!)ということで、技術スタッフも大部分は室内作業中である。検討会説明会に備えての準備に忙しいところだったが、昨日の夕方にリベンジPCRをした結果を見るために、午後から電気泳動をしてもらう。ピペッティングも繰り返しているうちに、次第に段取りが良くなる。Iくんの手つきも板についてきたようで、アプライはだいぶ上手になった。

・電気泳動から染色した後、みんなでUVイルミネーターの前に集まる。スイッチを入れる。緊張の一瞬。「・・・」。おっとっと、マーカー3本だけがくっきり。「ううむ、こんなはずでは」ということで2枚目撮影。今度は後半の4サンプルがびしっとバンドが光っている!皆さん、”これが増幅するということか”と妙に納得している。なぜかライラックはダメで、増幅しているのはシャクナゲである。

・3枚目はやはり増幅なし、で最後の4枚目である。今度は2枚目よりもさらに増幅がよく、ライラックとシャクナゲのバンドパターンの違いもよく分かる。いやあ良かった。で、「結局、ライラックは?」ということなのだが、さすがにこれだけ穴が開いていると何がなにやら分からん。そこで、Oさんの画像や当方の以前の画像を見せつつ、識別の方法を説明。納得していただいたところで、研修のオプショナルツアーも終了である。

バスケットの新体制スタート

2008-03-13 | その他あれこれ
・Lさんからの連絡でトドマツ種子散布論文を投稿したとのこと。タイトな時間の中で、Lさん、Kさんとのやりとりで何とか仕上がった。今回の最終調整では、昨日の空き時間にLさんと電話連絡できたのが助かった。気持ち的にもすっきりで、ようやく肩の荷が降りた、という感じ。ほとんどの指摘事項には対応したつもりなので、いい結果を期待したいところだ。

・午後7時からミニバスケットの総会。会長としての最後の任務である。総会にはほぼ全員が出席してくれた。新体制も承認され、チーム名も新たにスタートすることになった。会長として1年間を勤めてきたわけだが、合宿やボーリング大会など、いくつか新しい試みをやったり、練習試合を組んだり、色々と忙しかったが、育成会の雰囲気がよくて実に楽しかった。

・全然仕事で関連のない人たちと、”共通の目的に向かって一緒に何かをやる”というのは、今までにあまりない経験だったので実に新鮮であった。全てが終わるとなるとほっとする反面、一抹の寂しさがあるのも事実である。総会終了後、誘われるままに打ち上げに突入。新チームの活躍が楽しみである。