健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ペンギンがクラゲ捕食

2017-10-11 08:30:53 | 研究
南極などのペンギンがクラゲを捕らえて食べる様子を撮影したとする論文が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。クラゲは体のほとんどが水分で栄養に乏しいとされ、人以外の哺乳類や鳥類でクラゲを食べることが確認されたのは初めてだそうです。ペンギンは胃の内容物の調査からオキアミや小魚を食べることは分かっていたそうです。どのくらいの頻度でエサを取るのかを調べるため、2012~2016年、南極沖など7か所で、アデリーペンギンやマゼランペンギンなど4種のペンギン計106羽の背に小型カメラを取り付け、水中の行動を観察。その結果、すべての調査地で、ペンギンが頻繁にクラゲをくちばしで捕らえ、丸のみしたり、小さくちぎって食べたりする様子が写っていたというものだそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170925-OYT1T50082.html?from=ycont_top_txt
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東京―ニューヨーク間を37分!

2017-10-10 08:30:40 | 研究
米国宇宙開発企業スペースXは先日、ロケットで世界の主要都市を結ぶ旅客サービスの導入を目指すと発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。開発予定のロケットは全長約106メートルで、最大6人乗りの客室が40室。最高時速約2万7000キロ・メートルを誇り、東京―ニューヨーク間は、わずか37分しかかからないということです。豪州で行われた発表会で、「ロケット旅行」のイメージを公開。乗客はニューヨークの海上に浮かぶ打ち上げ施設に船で向かい、ロケットの上部に乗り込む。ロケットはいったん宇宙空間にまで到達。39分後には中国・上海の洋上施設に、逆噴射しながら優雅に着陸。東京―ニューヨーク間は現在、飛行機で十数時間。地球上の移動をすべて1時間以内にするという構想を掲げる同社CEOは、飛行機のエコノミークラスと同じ水準の料金を目指しているということです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170930-OYT1T50044.html
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青いカニ

2017-10-09 08:30:05 | 研究
愛媛県松野町延野々の淡水魚水族館・おさかな館で、甲羅や足の色が青っぽいモクズガニが展示され、来館者の話題を集めているそうです(YOMIURI ONLINE)。甲羅の幅約7センチで、雌の成体とみられるそうです。同館によると、同県鬼北町の三間川でモクズガニ漁をしている男性が川に沈めた仕掛けの中に入っているのを見つけ、「色が珍しい」と持ち込んだそうです。モクズガニの本来の色は暗褐色。同館によると、今回見つかったのは先天的な遺伝子異常で色素を欠いた「アルビノ」とみられるそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170924-OYT1T50092.html
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うつ病リスク

2017-10-08 08:30:28 | 研究
魚介類を多く食べる人はうつ病を発症するリスクが下がるとする調査結果を、国立がん研究センターなどがまとめたと報道がありました(YOMIURI ONLINE)。青魚に多い成分のオメガ3系脂肪酸に抗うつ効果があるということだそうです。調査は、1990年に長野県の佐久保健所管内に住んでいた40~59歳の約1万2000人のうち、2014~15年に実施した「こころの検診」を受けた1181人(95人がうつ病と診断)の食事について調べたものだそうです。魚介類(加工品も含め19種類)の1日の摂取量で4グループに分けると、最も少ないグループ(約57グラム)に比べ、それより多い3グループでうつ病にかかるリスクが低い傾向が見られたそうです。最もリスクが低いのは摂取量が2番目に多いグループ(約111グラム)で、最少のグループに比べリスクが56%低かったそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170927-OYT1T50053.html?from=ycont_top_txt
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飼育イヌワシが絶滅の恐れ

2017-10-07 08:30:30 | 研究
動物園で飼われているニホンイヌワシは、人工繁殖を続けても子孫がゼロになる恐れがあるという予測が報道されていました(YOMIURI ONLINE)。全国で計27羽(2014年現在)が飼育されているそうですが、大半が血縁関係にあり、将来的に交配が難しくなるというのです。国内の野生のイヌワシは推定約500羽で、餌場の減少などから繁殖率は約20%まで下がり、絶滅が懸念されているそうです。多摩動物公園(東京都日野市)や秋田市大森山動物園、天王寺動物園(大阪市)など8施設で人工繁殖しているそうですが、27羽のうち16羽は同じ両親を持つことから、近親交配を避ける組み合わせは限られているというのです。DNAの型や推定年齢などを調べ、コンピューターで今後の変化を予測。すると156年後には交配相手がいなくなり、最後の個体も死んでしまうことがわかったそうです。一方、10年に1度、野生から雌雄1羽ずつを繁殖に参加させれば、200年後も繁殖を続けられる、との結果だったとも。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170925-OYT1T50113.html?from=ycont_top_txt
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ノーベル化学賞は新電子顕微鏡開発に

2017-10-06 08:30:15 | 研究
2017年のノーベル化学賞は生物のたんぱく質などを極めて低い温度に冷やし、その立体構造を原子レベルで観察できる新しい電子顕微鏡技術を開発した米欧の3氏に授与するという発表があったそうです(YOMIURI ONLINE)。これで、日本の研究者による自然科学3賞の4年連続受賞はならなかったことに。受賞は、「極低温電子顕微鏡」と呼ばれる新しい顕微鏡の開発に貢献した業績だそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20171004-OYT1T50072.html?from=ytop_ylist
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ノーベル物理学賞は「重力波」初観測

2017-10-05 08:30:43 | 研究
2017年のノーベル物理学賞は、時空のさざ波「重力波」の初観測に貢献した米国の研究者3氏に贈られるそうです(YOMIURI ONLINE)。重力波は、物理学者アインシュタインが約100年前に存在を予言したもので、米国チームが初観測したと昨年2月に発表していたそうです。発表から2年足らずでの異例のスピード授賞ということのようです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20171003-OYT1T50098.html?from=ycont_top_txt
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ノーベル生理学・医学賞は体内時計

2017-10-04 08:30:21 | 研究
2017年のノーベル生理学・医学賞は、米ブランダイス大のジェフリー・ホール名誉教授、同大のマイケル・ロスバッシュ教授、米ロックフェラー大のマイケル・ヤング教授の米国出身の3人に贈るという発表があったそうです(YOMIURI ONLINE)。授賞理由は「概日リズムを制御する分子メカニズムの発見」。人を含めた地球上のほとんどの生物は、太陽の動きに合わせて約24時間のリズムで活動する。3人は1984年、この体内時計をつかさどる遺伝子をショウジョウバエで発見し、その仕組みを分子レベルで解明したそうです。
日本の研究者による生理学・医学賞の3年連続受賞は、なりませんでした。残念。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20171002-OYT1T50074.html?from=ycont_top_txt
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努力は報われる

2017-10-03 08:30:07 | 研究
大人が努力する姿を見た赤ちゃんは我慢強く物事に取り組むとする研究成果がサイエンス誌に掲載されるという報道が先日ありました(YOMIURI ONLINE)。研究は、生後13か月~18か月の赤ちゃん68人を対象に実施。半数に大人が箱などからおもちゃを努力して取り出す様子を見せ、残りには大人がたやすくおもちゃを取り出す様子を見せたそうです。その後、赤ちゃんに大きなボタン付きのおもちゃを渡すと、大人が努力する姿を見たグループは、簡単に取り出す様子を見たグループより、ボタンを押す回数が約2倍多かったというもの。赤ちゃんが「努力は報われる」と感じた可能性があるそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170922-OYT1T50011.html
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遺伝子の「優性」「劣性」

2017-10-02 08:30:29 | 研究
日本遺伝学会は、遺伝子の特徴の表れやすさを示す「優性」「劣性」を、それぞれ「顕性」「潜性」に改めると決めたそうです(YOMIURI ONLINE)。遺伝子に優劣があるという誤解や偏見を生む恐れがあるためで、同学会は関連学会と協議してこれらを含む約100語を改訂し、一般向け用語集を出版するそうです。文部科学省にも教科書検定での用語見直しを要請する方針とのこと。同学会によると、「優性」「劣性」は、「メンデルの法則」が明治時代に国内へ伝来して以降、1世紀以上にわたり使われてきたそうですが、遺伝子に優劣があると誤解している人も少なくないため、改訂を決めたそうです。このほか、「突然変異」は、元の用語「ミューテーション」に「突然」という意味が含まれないことから、「変異」とするそうです。「色覚異常」は、「異常」に違和感を持つ人もいるため、「色覚多様性」という用語を新たに追加するそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20170924-OYT1T50063.html?from=ycont_top_txt
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