健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

糖尿病治療薬が大腸がんを予防?

2016-03-16 08:30:45 | 研究
糖尿病の治療薬に大腸ポリープの再発を防ぐ効果があるとの研究結果が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。広く服用されている糖尿病治療薬の一つ「メトホルミン」を使う糖尿病患者が、使わない患者と比べ、大腸がんの発症が少ないことに注目。大腸がんになる前段階のポリープを切除した患者151人を対象に、メトホルミンの服用により、別の部位でのポリープの再発が抑制できるかを調べたそうです。その結果、メトホルミンを毎日服用したグループでは、切除後1年間のポリープの再発率が32%と、服用しなかったグループの52%を下回り、かつ重い副作用は起きなかったそうです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする