健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

1日40グラム以上の加工肉の摂取が死亡リスクを上昇させる

2013-03-26 08:30:50 | 研究
ソーセージや他の加工肉を1日40グラム以上食べると、早期死亡リスクが高まるという研究結果が発表されたそうです(QLifePro)。研究は、フランス、イタリア、スペイン、英国、ドイツなど欧州10カ国、23施設に登録された健康な住民44万8568人(男性40~70歳、女性35~70歳)を、約平均13年にわたり追跡調査したもの。調査では、赤身肉と加工肉、白身肉の摂取量と死亡率について検討・比較した結果、ソーセージやサラミ、ハムなどの加工肉をたくさん摂取した人ほど、心血管疾患やがんによる死亡リスクが高くなることが判明したというものです。1日40グラム以上の加工肉を摂取する人は、1日20グラム未満を摂取する人よりも、死亡リスクが高まり、さらに加工肉では摂取量が1日50グラム増加するごとに死亡リスクが18%上がったそうです。今回の研究結果から、加工肉の摂取を1日20グラム以内にとどめると、死亡率を3.3%軽減できるとも。
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