「燻炭(くんたん)」とはもみ殻を焼いた物で、その昔、何処の農家でも行われていたものだが、最近お目にかかることが少なくなってきた。
何故今更燻炭かと言うと、オイラ今農業にハマっておりまして、諸先輩方のご意見を窺うに、燻炭を畑に入れるが宜しいと仰るからである。
とは言うものの、オイラは燻炭などこれまで作ったことがないんだな。そこで、ばあ様の知恵をお借りして作ってみることにした。
ホムセンで買ってきた煙突
でね、婆さまのレクチャーを受け燻炭を作ってみたが、これが又非常に退屈な作業ときていて、ただひたすら待つ、待つ、待つ・・・の単純作業だ。
だが、秒刻みの慌ただしいこの現代、たまには長閑でゆったりとした時間を過ごすのも悪かないな。それに、燻炭のこの匂い、何処か懐かしい。