ごしょらくさん

後生楽的爺さん、我が道を往く

動いたぞ!スポカブエンジン

2011-08-13 16:24:03 | motorcycle and car
そこにバイクがあれば、「エンジンをかけてみたい!」と思うのが人情。

早速取り掛かってみるべか・・・恐るおそる。

自慢じゃないが、あたしゃメカちゅうヤツが苦手なんですな。

先ずは、プラグに火花が飛んでいるかどうか確認してみてと。


ゲッ!恐れていた通り、プラグから火花が出ない


こりゃ困ったゾ!メカ以上に電気系統はもっとダメなんでげす。

以前、M氏が教えてくれたことを思い出し、ポイントを磨けば何とかなるか?

「このバイクは構造が簡単だから、コレを動かすことができなきゃダメだな」

みたいな事をM氏は仰っていたから、これはM氏からの宿題でもあるか?


ポイントが怪しい?


フライホイールを回してみると、やはりポイントが固着しているようだ。

マイナスドラーバーで接点をそっとこじ開け、細かい紙やすりを差込みゴシゴシとやってみた。

で、期待を込めキックを踏むと、「ヤッタネ!」火花が飛んだよ~ん!


コネクターをカットし、配線を直結の図


問題を一つクリアかと思ったら、火花が出るときと出ないときがあるのに気づいた。

「ハテ?何でだろう?」

もしかしたら、配線に問題アリと思い、バッテリーからの配線を見てみると、

配線が腐食し、コネクター部で今にも切れそうな状態。

配線をし直そうとするが、コネクターが腐食していてどもならん。

こうなりゃ、とりあえずコネクターをカットして直結、直結と。

ようやく火花が安定し、電気系統は一応OK。サッ、次行ってみようか~


シンプルで小さなキャブ


次は、キャブのオーバーホールってことで、早速バラしてみました。

随分と小さく可愛らしいキャブだこと。思わず抱きしめたくなったりして・・・あは。

邪魔なインマニをくっつけたまま取外したのには訳があって、

この手の古いバイクは、インマニとキャブを繋ぐゴムが脆いのを知っているからなのね。

アタシって凄いっしょ!?・・・って、そ自慢する程のことでもないってか。


スロージェット♯35? メインジェット♯82


キャブ本体の穴という穴に、泡状のキャブコンデショナーを吹き付けしばし放置。

暫くして、今度はパーツクリーナーで、これ又穴という穴にプシュー!とやります。

スロージェットとメインジェットは、細いハリガネ(荷札に使われるアレね)でシコシコと。

メインジェットは♯82で、スロージェットは♯35番か?

余りにも小さくて、天眼鏡を使っても見えねぇんだよっ!

クリーニングを終えたキャブ


お化粧を終えたキャブ、随分と綺麗になりましたなぁ。

何十年か前のカミさんみたい・・・「アッ、いけねっ!」

え~、では、上記の文言は無なかったことにして、早速キャブを本体と合体、合体と。


何十年かぶりに火が入ったエンジン


キックを何回か踏むと、嬉しいねぇ、見事にエンジンが回った。「ヤッタね!」

スローとエアスクリュー調整で、静かにそして安定して動いております。

何十年もの長い間、埃まみれで眠っていた物が、たったこれだけのメンテで動き出すってんだから、

カブのエンジンってのは凄いもんですなぁ。「本田氏、拙者、敬服仕りて候!」

「ナニナニ?動いているかどうか判らないとな?」

ほらね!

回り続けるフライホイール


おまけ画像


ご存知のように、本日13日は迎え盆でして、

早朝からカミさんは、家の掃除や庭の草むしりに精を出しております。

「そんなバカなことばかりやってないで、少しは手伝え!」

と言いながら、スポカブの脇へ雑草を放り投げるのでありました。

おまけ画像は、「そこのボロバイク、雑草と一緒に何処かへ捨てちゃうぞ!」

とでも言いたげなカミさんの怨念がこもった一枚であります。

「怖え~~~っ!」


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