オメガ・デヴィル・クォーツのリュウズにタンザナイトを付ける
オメガデビル、クォーツです。リュウズには元々石が付いていたようなのですが、取れて無くなっていました。
リュウズの頭にくぼみがあるので、多分オニキスなどの石が張り付いていたのだと思います。
タンザナイトとエメラルドの合成石です。ラウンド2.5mmで、平らな底面に鏡面塗料がされています。ジュエリーのサイズはSS9です。
ホームセンターのアクセサリークラフトコーナーで売られていました。最近、手作りアクセサリーが流行っているようで、各種材料が販売されています。
シルバーのフレームには、薄紫色のタンザナイトがマッチすようなので、これを付けることにします。エメラルドの緑は、ちょっと存在感が強すぎるように思います。
ボンドで貼り付けます。
石の付いていないオメガのリュウズは、Ωのマークがあると思います。やはりこのオリジナル時計には、石が付いていたのだと思います。
シルバーのフレームとタンザナイトの薄いフジ色は、マッチします。
- 追伸 -
グリーンのキュービクルジルコニアを手に入れました。リュウズの円形のくぼみは2.0mmなので、タンザナイトのピースは少し大き過ぎでした。取りあえずボンドで接着しましたが、すぐ取れてしまいそうなので、この2.0mmの石を取り付けた方がよいかもしれません。
この石、ジルコニアには鏡面塗装はされていません。緑色も淡く、なかなか良い感じです。これだとリュウズのくぼみに収まりそうで、上手く接着できるかもしれません。タンザナイトの接着具合を見て、簡単に取れてしまうようなら、このエメラルドを付けてみたいとおもいます。
こちらはリュウズのくぼみに収まりそうなので、UVレジンで接着した方が良いかもしれません。
- 追伸の追伸 -
タンザナイトは、やはり上手く接着できずに取れてしまいました。2.0mmのジルコニアをUVレジンで貼り付けることにしました。
左が2.5mmのタンザナイト、右が2.0mmのジルコニア。大きさが0.5mmしか変わらないのに、感じがかなり違います。体積比では、1.25の3乗で約1.9倍になります。ジルコニアは屈折率が高いので、裏面に鏡面塗装はされていません。
UVライトで硬化させます。石に鏡面塗装がされていないので、落ち着いた緑色です。
シルバーとグリーン、これはこれで良い色の取り合わせかもしれません。
例によってUVマグライトは紫外線がほとんど出ていないようで機能せず、結局太陽光に当てて硬化させました。
取り付けたジルコニアのトップ(キュレット)が尖っていた、一応ブリリアントカットされていたので、平らなテーブル部(表面)を接着面にして、パビリオン(裏面)の先端(キュレット)をダイヤモンドやすりで削ることにしました。ジルコニアの硬度は、8-8.5と硬いので、ダイヤモンドやすりで削ります。
尖っていた先端が、平らになりました。リュウズに付いている石は、ほとんど滑らかなカボションカットなのですが、手抜きで先端部のみ丸くします。
さらに8000番の仕上ヤスリで滑らかにして、ツヤを出します。
緑色の石も、あまり見ない取り合わせですが、シルバーと合うと思います。底面が鏡面塗装されていないので輝きが抑えられ、かえって落ち着いた良い色合いになりました。
ELGINとOMEGA DEVILL のリュウズストーンです。
緑のジルコニアを取り付けたOMEGAとオニキスが付いているELGINのリュウズです。
ストーンの付いた時計は、ちょっと格が上ですね。シルバーとグリーン、なかなか合います。
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