バカラのグラスです
ステム(脚)は短い球形のデザインです。現行品では、ありません。ワインはやはり、飲み口はすぼまっているチューリップ型の方が、より一層香りが引き立ちます。
私は、ウィスキーを飲む用に手に入れましたが、ストレートのショットグラスにしては大きいし、ロックグラスには小さいし、中途半端な大きさでした。
プレートの裏に、バカラの刻印があります。
ソーサー型のシャンパングラスですが、マティーニを注いでみました。このような皿型のグラスは、口をつけると注いだお酒だけでなく、その香りも一緒に飲めるようで大変良いものです。
これはバカラではなく、ボヘミアのシャンパングラスです。
キレイなバラの模様が彫られています。
グラスのプレートが、六角形です。
バカラのワイングラスと同じデザインのしっかりしたボディーですが、バカラのマークはありません。多分、バカラだと思うのですが・・・
シャンパングラスです。
プレートに何か家紋のような模様があって、その中に山とカタカナの”ト”の字のマークがあります。
老舗の日本の式場などで使われていた、シャンパングラスかもしれません。クリスタルです。
ボウルの底が尖っているのが、シャンパングラスの特徴です。底が尖っていると、そこからシャンパンのきめの細かな泡がお酒の中を立ち上って、グラスのレンズ効果と相まって金色に美しく輝いて見えます。
古いワイングラス
これもボヘミアのリキュールグラスだと思います。表示は、確かオールドバカラとされていたような・・・
赤ワインを注ぐと、ボウルに彫られている模様が浮き上がって見えてきます。普通のワインではなく、赤のポートワインに似合いそうです。
飲み口が広がったワイングラスです。古いものだと思います。
ステムやボウルの底のガラスが厚く、指ではじくとキレイな金属音がします。クリスタルです。
シンプルなデザインですが、カットのエッジが立っていて、とても良い物です。
バカラでは、ありません。
以前にもご紹介した、ウォーターフォール(ウェッジウッド)のワイングラス、クリスタルです。
開口健は、ウォーターフォールのグラスでワインを飲んでいたそうです。
白ワインが似合うグラスです。
カットの縁は丸みがあり、ガラスの透明度からも最近の量産品だと思います。
古いグラスはバカラも含めて鉛の含有率が多く、やや黄色味を帯びたしっとりとした色合いです。ガラスの屈折率が高いので、注がれたお酒がより濃厚に見えます。
その反面ガラスが軟らかくて縁などが欠けやすく、傷もつきやすいので扱いには細心の注意が必要です。このように鉛の含有率の高いガラスは、現在では法律で規制があって作ることができないようです。私は時々持ち出して普段使いにしているのですが、大切に扱わなければならないと思います。
バカラの招き猫
バカラでなんと招き猫が、出されています。現行取扱い品です。
金色(半透明)の招き猫です。
無色透明なものと、赤色の招き猫もあります。透明と金色は、右手を上げて金運を、赤は左手を上げて福を招いています。バカラも、よくこんなものを作ったものです。それなりの値がするのに、買う人がいるから作っているのでしょうけれど。
何でこんな物が三つもあるのか?私の趣味ではありません。(でもまあ、猫好き・・・ではありすが。)身内の猫好きからの貰い物です。しかし、さすがにバカラ、品のあるなかなか良い物です。同じようなガラス器で、数千円で売られているものとは明らかに違います。
--------------------- ** ** ---------------------
そうなんですか、どこかのレストランのマークだと思ってました。でもやはり、それなりの所有者からの出物なのでしょうね、多分。