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フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

パイロット万年筆エリート14kペン先研磨

2019-02-01 18:27:12 | 万年筆

パイロット万年筆エリート14kのペン先研磨

 パイロットのエリートペン先は14kです。

 インクはパイロットの「土筆」(つくし)です。万年筆名はエリートではなくて、”E"かな?

 ペン先は大き目のサイズで14kです。文字サイズは、EF(極細)で、14kにしてはカリカリした書き味です。
 EFサイズでは、そもそも硬い書き味なのですが、引っ掛かりがあるようなので研ぐことにしました。
 ペンポイントをルーペで見ると、スリットの左右で長さが違っていました。

 2000番(だったか?)の耐水ペーパーに水を垂らして研磨します。
 まず長い片側の先端部分を短くして、左右の長さを合わせます。それから紙との接触ポイントを、軽くまーるく研ぎます。

 左右の長さが合いました。先端部分が少し曲がっていたようです。イリジウムのペンポイントは、EFなので小さいです。

 よ~く洗浄して、パイロットのインク「新緑」を入れてみました。きれいな緑色のインクです。パイロットは、20種類以上(24種類)の和名の色のインクを出しています。

 こちらは試し書でブルーブラックと土筆(きれいな茶色)が混じって黒色になってしまいました。”EF”なのでやや硬いですが、引っ掛かりがとれて滑らかに書けるようになりました。

 

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クロスセンチュリータイプ、万年筆

2018-11-01 21:55:08 | 万年筆

クロスのセンチュリータイプ(細身)金張り万年筆

 クロスの金張り万年筆です。地元の”WONDER REX"で見つけました。時々覗いていると、掘り出し物がみつかります。

 クラシックなボールペンのセンチュリーと同じ細身のデザインです、以前から捜していました。

元々ピカピカだったのですが、さらに金磨きのクロスで磨きました。

 左の3本が金張りのボールペンとシャープペンシルです。万年筆はやや太めですが、キャップのデザインは同じです。長さも一緒ですね。センチュリータイプのボールペンはお気に入りで、以前から持っています。

 

左は以前から持っていた、海老茶色の漆塗り風万年筆です。長くてやや太めです。

 キャップのデザインは同じです。ペン先は、クラシックタイプです。他のメーカーの万年筆と比べると、やはりスリムなデザインですね。
 クロスといえば、スリムなセンチュリーボールペンですが、同じデザインの万年筆もいいですね。特に右の軸が細い方は長時間書き続けるのは不向きですが、持ち歩いてちょっとメモなどするには大変具合が良いです。
 ちなみに以前にも書きましたが、ヘミングウェイはメモや手紙は万年筆で、小説の原稿は消しゴム付きの鉛筆で書いてタイプライター(コロナ)で清書し、編集社に送っていたそうです。原稿は何度も校正して仕上げていたようで、書き直しが多いので鉛筆で書いていたようです。あのシンプルな状況描写、文章表現は、シンプルだからこそ何度も書き直して作られていたのですね。
 なぜメモは万年筆で?と思いますが、軽い筆圧ではっきり書けるからでしょう。走り書きでもメモなので自分が判れば良い訳だし、間違えたら素早く線を引いて消せばよいだけなので。

 

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万年筆キャップの金継塗装

2018-09-04 13:28:02 | 万年筆

古い万年筆キャップの金継塗装

 以前のBlogで紹介したシェーファーの万年筆、キャップが無かったので手持ちの古いセルロイドのものをつけたのですが、クリップや縁のリングが腐蝕していてボロボロでした。

 

 金メッキがされているのですが、腐蝕してメッキが剥がれています。キャップの縁のリングは、ボロボロです。

 

 磨いてきれいにしようと思ったら、欠け落ちてしまいました。

 普通の塗料では金属光沢が出ないので、漆の金継で塗装してみることにしました。

 リングとクリップも塗装しました。

 

 多少は見栄えが良くなりました。

 キャップ、以前は”金魚”(模様)を付けてみたのですが、余りにもミスマッチで、オレンジベースのマーブルに代えてみました。胴軸の色と、まあそれなりにマッチしている・・・ようにも思うのですが。

 

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シェーファー万年筆インクサック交換(3)

2018-08-28 10:00:00 | 万年筆

シェーファー万年筆インクサック交換その3

 ゴムのインクサックを取り付けます。

 こちらは、シェーファー独特のインク吸入方式、ピストンタイプです。胴軸の中にスチールのパイプが入っています。この中にゴムのインクサックを納めます。
 インクサックは接着剤を、パイプと首軸はシッカロールをそれぞれ塗って接着します。

 尻軸に接続されたハイプ、これはインクサックが収まっているパイプに被さります。これを引き抜き、インクを吸入します。

 

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シェーファー万年筆インクサック交換(2)

2018-08-26 00:23:16 | 万年筆

シェーファー万年筆インクサック交換その2

インクゴムサックが届いたので、取り付けます。

 まずはシリコンゴムです。届いたサックは、色々な大きさの万年筆に対応できるよう長めなので、胴軸の長さに合わせてカットして取り付けます。薄いので無理をすると切れてしまうので、慎重に。
 先の丸いプラスチックのピンセットなどで、孔を広げて取付方が安全です。

 

 サックは専用の接着剤をつけて首軸に被せます。
 首軸と胴軸は、シッカロール(タルカムパウダー)を塗ってはめ込みます。取り外し可能な、接着剤の役割をします。

 

 しっかりはめ込みました。胴軸のレバーを起こしてみます。上手くセットされているようです。

 キャプに違和感がありますが、こんな感じに仕上がりました。

胴軸に合うキャップを、捜してみます。

 

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