生命保険各社の契約者貸付の利用が急増。
契約する生命保険の解約返戻金の一定範囲内で、
保険会社から資金を借りられる。
各社が９月３０日までの利息を
「ゼロ」にしたことが大きいという。
金融機関からの借入は審査に日数がかかるが、
生命保険は実行がとても速い。
普段からいろいろなところへ
資金をプールしておきたい。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
人工呼吸器やマスクなど医療装備品・機器の
増産対応を要請。
安倍首相が「売れ残るようなら国が備蓄ようとして
買い上げる」と表明したことで
増産対応の動きが加速してるという。
増産して在庫を増やしても
感染が終息して売れ残りが多くなれば
資金繰りが苦しくなる。
リスクがなくなれば企業は動く。
米国で新型コロナウイルスへの
大規模な抗体検査が始まった。
無作為に多数の人を選んで血液を調べ、
過去の新型コロナへの感染の有無を調べる。
感染しても８割は軽症か、
症状があらわれないとされ、
相当数が気づかないまま回復した可能性もあるという。
多くの感染症は抗体のおかげで
２度かからないとされ、
うまく活躍して頂ければ大きな力になる。
全国銀行協会は新型コロナウイルスの感染拡大で
資金繰りに苦しむ企業を対象に、
手形や小切手の不渡り処分を当面猶予する。
約束した期日までに資金を用意できなくても
「不渡り」扱いにしないという。
不渡りにならなくても
受け取った企業にはお金が入らない。
手形を振り出した企業も
受け取った企業も苦しい。
家賃猶予
新型コロナウイルスの感染拡大や
政府の外出自粛要請を受け、
飲食店やサービス事業の売上減少が大きい。
米国では個人や企業は家賃を滞納しても
１２０日間は延滞料を徴収されない規定を作った。
英国では６月３０日まで家賃未払を理由とした
家主による退去要請を禁止。
ドイツは家賃滞納による解約を禁止し、
４～６月分の家賃に限って
２年間支払いを猶予する。
不動産オーナーも借入で購入した人もいるが、
お互いに歩み寄って考えたい。
