みどりの地味な生活

日々のつぶやきと生活記録

どうする将来

2010年09月28日 15時12分17秒 | 独り言
職場の青年タイラ君27歳はいつもお金が無いと言っている。
そしていつも彼女が欲しいと言っている。

たまに「ジュース代がないけん貸して」と言ってくる。
昼ご飯も食べてなさそうなので余程お金がないらしい。

たまに「誰か紹介出来る女の子おらんの」と言ってくる。
フリーな女子が知り合いにいれば紹介してあげたいとこだが
あいにくそんな女子は私の愛知の知り合いにはいない。
福岡にはいるけど年齢差が一回り以上あるからな・・・。

そんなタイラ君は山口県下関出身。
今、長期休暇を取って実家に帰っている。
タイラ君のご両親は去年の12月離婚した。
お母さんから仕事中に電話がかかってきて
「離婚したから~」と事後報告があり、タイラ君はかなり衝撃を受けていた。
そのお母さんは実家で年老いた両親と暮らしているらしい。
養子だったお父さんは家を出てしまい、タイラ君は連絡を取ってないらしい。

そんなタイラ君のおじいちゃんが痴呆症になった。
更に大変な事にタイラ君のお母さんが、うつ病になったのだ。
年老いた祖父母とうつ病の母だけでは生活が成り立たないと
タイラ君のおばあちゃんの妹が色々お世話をしてくれてるらしい。
タイラ君にはお姉さんが一人いるが、下関から北九州に嫁いでいる。
なかなか実家を行き来するのは難しいようだ。
そこで急きょタイラ君が実家へ帰ってるんだけど
タイラ君のお母さんは一人っ子なので、相談できる親戚がいない。
離婚したお父さんはもともと昔から不在がちで疎遠なので
頼れる親戚もいないようだ。

家族に介護が必要になった時は協力し合わなければいけないのに
相談できる人がいない。

さらにタイラ君のおうちはまとまった資産がないので
老人ホームに入所するとかヘルパーさんに来てもらうとか
そういったことも難しいらしい。

と、なるとどうしたら良いのだろう。
これは自分の身にも起こりうることじゃーなかろうか。
こげんことになったら、かなり深刻ですよ。
家族だけでは乗り切れない問題でしょー。
障害者や介護が必要な高齢者が高齢者の介護をせないかん。
どこに相談に行けば良いのか分からない。
相談に行ってもお金が無いとサービスを受けられない。

「タイラは問題は解決しないままこっちに戻ってくるだろうなぁ」
と、上司も心配している。
なんだかテレビや新聞で見聞きしていることが、目の前で起こって
私も他人ごとではないと重く考えてしまうよ。

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