8月19日 曇り
わが家の玄関前で巣を作っていた燕のことは前に一寸書いたが、雛は大きくなって飛び立ち、夜だけ巣に帰っているようだ。これから暫らくして気の遠くなるような長旅をするのだから、体力がつくかどうかは命にかかわる問題だ。それにしてもけなげな燕の子育てが一応成功したことは喜ばしいニュースである。
さて今日は8月19日で、語呂あわせで俳句の日となっている。御巣鷹の山に日本航空の飛行機が激突し、乗客520人が亡くなってから25年経つ。テレビの放送を見ていた家内はなにか機嫌が悪くなったかのように黙り込んだ。小学生の息子をなくした母親の話が続く。家内は10年前に亡くなった二男のことを思い出してているのだろう。彼女は蚕が繭の中に閉じこもるかのように、一生懸命俳句を作り出して20年になる。俳句いのちの20年を過ごして1冊の句集が出来た。それが『雪蛍』であった。ある読者から感動したといってきたことを家内が聞いて、そのあとはじっとなにか考え込む様子であった。人の死は厳粛なもので上っ面の同情の言葉は役に立たない。
わが家の玄関前で巣を作っていた燕のことは前に一寸書いたが、雛は大きくなって飛び立ち、夜だけ巣に帰っているようだ。これから暫らくして気の遠くなるような長旅をするのだから、体力がつくかどうかは命にかかわる問題だ。それにしてもけなげな燕の子育てが一応成功したことは喜ばしいニュースである。
さて今日は8月19日で、語呂あわせで俳句の日となっている。御巣鷹の山に日本航空の飛行機が激突し、乗客520人が亡くなってから25年経つ。テレビの放送を見ていた家内はなにか機嫌が悪くなったかのように黙り込んだ。小学生の息子をなくした母親の話が続く。家内は10年前に亡くなった二男のことを思い出してているのだろう。彼女は蚕が繭の中に閉じこもるかのように、一生懸命俳句を作り出して20年になる。俳句いのちの20年を過ごして1冊の句集が出来た。それが『雪蛍』であった。ある読者から感動したといってきたことを家内が聞いて、そのあとはじっとなにか考え込む様子であった。人の死は厳粛なもので上っ面の同情の言葉は役に立たない。