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一生

人生観と死生観

事故は突然襲う

2010-09-27 21:52:29 | 生活
9月27日 雨
 気温は急速にさがりつつある。秋は進み、年末の予感におびえる人々にとって、心寒い季節である。私はいったいこの時にどのように振舞うのがよいのだろうか。一瞬の疑問が心をよぎる。今日は馬鹿馬鹿しいといえばそのとおりの事故に出逢った。二階の階段の入り口でものをとろうとして、体のバランスを崩し、右手を木材の角に強くぶつけて出血した。それですんだのは幸運であった。もっと下に落ちて頭を打つなり、あばら骨をぶつけるなりしたら大変だった。私は噴き出る血を見て手当てする前に、まず神に感謝したい思いであった。早速消毒して包帯をと思ったが、こんなことを想定していないわが家には消毒薬がない。隣の家は出かけている。とにかく応急の手当てをして出血はおさまった。包帯をまいて夕食も普通にとった。こんなことから人生の無常を思うといったら多分大袈裟に聞こえると思うが何が起こるか一寸先は分からない思いをするのが事故というものである。ましてや人命に関わるほどのほどの事故であったらどうだろう。用心はしてもすべてを防ぎきれるものではないのだ。

ダニにお手上げ

2010-09-25 17:25:36 | 生活
9月25日 雨のち晴れ
 台風過ぎて風はおさまり、きれいに晴れが戻って秋が本格的に深まることを感じる。暑さはさらば。夏物の衣服はしまい、長袖の肌着を出して着替え終了。
 私は今困っていることがある。どうも家ダニが発生したらしく、かゆい。家ダニは目に見えぬほどの大きさで、ごみの中に好んで住むそうだ。お掃除の頻度が足りないとゴミはたまり、ダニが栄える。夜も皮膚がかゆいと意識し出すと、もう眠れない。ダニが夏に大量に増え(今年は猛暑で大発生したのだろう)、秋に死ぬとその死骸が皮膚を刺激するという。いや困った話で、あまりおおっぴらに告白するわけにも行かぬ。急いで部屋の整理に取り掛かり、大掃除の準備を始める。お客をよぶわけにもゆかず、今わが家は蟄居状態になっている。誰かダニに困っている人はいませんか?いい方法はないものか。

敬老の日

2010-09-20 11:59:16 | 生活
9月20日 曇り時々雨
 今年も敬老の日がやってきた。日本では長寿の老人が増えつつあり、大きな社会問題・経済問題になっている。日本の老人は幸せそうに見えるだろうか。彼らが元気なうち、経済的に困らないうちはまだよい。しかしだれでもいつまでも元気ではおれない。核家族化した今の社会で、病気になったときに助けがない状況は方々に出現している。また生活保護でやっと暮らしておる老人もあり、これらの人々が病気にかかったときはよりいっそう問題となる。本当に老人が幸せな社会を作るためにどうしたらよいか真剣に考えるときである。もちろん老人だけが幸せになればよいと云うのではない。若者の就職難の状況を見れば、今の社会は何時か若者に反抗されるか、あるいは若者が無気力になって社会のお荷物になるかの危機的状態といえる。待ったなしの対策が必要だ。厚生労働省のやる仕事は多い。それにしても老人は老人らしく生き生きと生きる新老人の会の理念はもっと世に広めなければならない。

歯科とj耳鼻科

2010-09-14 16:55:29 | 生活
9月14日 曇り一時雨
 医者通いも2件かけもちともなれば一寸した話題になる。私の場合奥歯が欠けて放置できなくなり、近所の歯医者に通い出した。東京から非常勤的に来る歯医者で、東京では日大歯学部に努めているそうだ。処置は比較的簡単だったが、抜けた奥歯の跡が痛み、痛み止めを飲んでもいくらか軽くはなったが治らなかった。今朝はそのあとの治療に行く。また、左の耳がこもるような感じで、はなはだ不愉快になったので、午後少しはなれた耳鼻科に行く。鼓膜のところに分泌物が固まっていたそうだ。それで医師の言うことには耳をいじったのではないか、あまり手荒な耳掃除をやることはかえって耳を傷つける。身に覚えがないといえば嘘になる。しかし多少は耳掃除でうまくゆかないときがあったのは事実。
 そんなこんなで愉快ならざる日々は続きそうだが、仙台行きの大事な用も抱えていることで、しっかり直さなければならない。

あるキリスト者の凱旋

2010-09-13 17:36:56 | 生活
9月13日 曇り
 今日家内のもとに訃報が届いた。小笠原荘子(まさ子と読む)さんのご子息からであった。彼女は97歳の高齢で8月29日天に帰ったとのことであった。一向に湿っぽくないのがキリスト教の家庭である。この人は長年我が家との付き合いがあった。きっかけははるか昔私たちが水戸市にすんでいた頃、落合さんという美人の奥さんが同じアパートに住んでいて、紹介してくれた。二男充の事故とその後の戦いに大いに関心をもってくれ、東京からわざわざわが家にお見舞いに来てくれた。とても積極的な行動派の人であった。若いときから教会に属し、有名な社会事業家の佐竹音次郎に可愛がられ、その秘書のようなことをやっていた時期がある。音次郎翁の紹介で旅順工大の学生の小笠原隆長氏に会い、結婚したのである。戦争後引き揚げ、いろいろの苦労の後に東京都杉並区浜田山に家を持って、下宿屋をやって生活を支えた経験もある。ご主人は中学校の教師で無教会の信者であったが癌にかかって早くなくなり、それから50年に近く独り立ちしてきたのである。暗さがまったくないので裕福な金持ちの奥さんかと思われもしたがそうではない。苦労をものともしなかったのだ。晩年は目を病んだが、手術によって回復した。時々朝日新聞に投書して採用された。今年も一度それを見た。ご自分が入った介護老人ホームのことを話題に書いてあり、元気に暮らしておられることが偲ばれた。この夏は異常な暑さだったからこたえたのであろうか。もっと長く百歳を越えてキリストの証しを立ててくださることを期待していたが叶わなかった。天の浄福を祈る。

台風一過

2010-09-09 15:11:34 | 生活
9月9日 雨のち晴れ
 台風一過、まだ風は少しあるが、晴れて、気温も下がり、すがすがしい空気の恵みを受けている。人生の晩年には身辺で過ぎ行くひとつひとつのことが貴重なものだ。
 今日は朝から免許更新のために警察署に出頭し、めでたく更新してもらった。取り扱いは警察署にはそぐわないかと思われるほどの美人のお姉さんであった。ただし人扱いは少し気になるところがあった。
 そして午後仙台から電話で、受話器をとってみると宮城県庁からだった。いのち像3点セットのランタンと愛の姉弟像を新しい施設のどこに移すかとという問題で相談することになったのだ。課長自ら電話をかけてきたのは珍しいことだ。今まで歴代課長であまりないことである。今後も真面目にやってくれることを期待する。
 古代東北に水田稲作が導入されたはるか遠い昔、それは日本海を渡ってロシア沿海州からやって来たのだ。証拠はたくさんあるが、保守的な考古学者が認めなかっただけだ。東北大学の先輩教授たちの努力の跡を追って、彼らの労苦に脱帽する。海を越えるロマンを追い求める楽しさを今享受することになろうとは!

医者と患者

2010-09-03 21:41:55 | 生活
9月3日 晴れ
 連日猛暑は今日も。一体どうなっているんだろうこの地球は。
 医者になるように旧制高等学校の理乙のクラスに入った私だが、医者にはならず、化学の道に入った。医者になっていたら今頃は何をしていたことか。息子は弟が心身障害児になったこともあって医者になり、忙しい毎日を送っている。健康は大丈夫かと心配になるが、本人は頑張っている。
 しかし医者にもいろんな人がいる。親切が過ぎてお節介となることもある。私のかかりつけの医師は熱心なのはよいが、時々勇み足の指示をする。糖尿病の持病のある私の血糖値は一時大変改善したが、また上がり始めたのでこれを直すために手を打つ必要が生じた。新しい薬を奨められ、10日ばかりやってみたが、胃腸が悪くなり、続けられなくなった。
 医者は東京から1週間に一度出張する人だ。連絡もつきにくく困っている。医者と患者は医者が威張り散らす関係ではない。遠慮せずに状況を話し、薬は辞退することだ

わが家が一番

2010-08-31 21:20:59 | 生活
8月31日 晴れ
 東京周り仙台周遊のたびを終り帰る。2泊3日は今の時期の私にはやはり強行軍であった。草臥れて床につくことにする。
 しかし収穫もあった。化学会からの要請で東北大史料館に調査に来た内田氏は法北大の豊富な史料に感銘を受けた様子。ニッポニウムの関係資料を直接見て印象が深かったことであろう。多忙の中時間を割いてくれた史料館の永田氏に感謝する。
 車の関係の保険を更新したり、定期点検をおこなったり、車の世話は結構時間を取るものだ。仙台に居所のある生活はすぐに変えるわけにゆかない。お墓の世話もある。
 今後のことはいずれしっかり考えなければならぬ。
 独り言のようだが今晩はここまで。

疲れたときは

2010-08-27 17:32:55 | 生活
8月27日 晴
 今日は皮膚科ゆき。薬効あらたかな薬だが、副作用も出はじめ、唇があれ、顔がかゆい。先生は薬の使用頻度を間引きすることを奨める。これで1-2週間様子を見ましょうと言う。何しろ長年の持病の掌せき膿ぼう症だからちっとやさっとで治るはずもないところ、こんなに効果のある薬を見つけたのだから、花まるクラスの成功かとも考えられる。しかし何事も慎重にやるに越したことはない。
 かなり遠い病院に通うのは疲れる。そんな時無理せずに休む。そういうプリンシプルでやってゆこうと思う。昨日は夜もクーラーをかけたまま寝たら眠れた。やはりこの猛暑で眠れなくなっていたのだ。年配者に暑さは大敵。熱中症にならぬよう最大限に気をつける。まだまだ死ねない。偉そうに言うではないが、私にはまだ使命がある。そう思っていればここ3年くらいは大丈夫だろう。

文明社会の問題点

2010-08-24 12:41:12 | 生活
8月24日 晴れ
 暑さ戻りまたフーフー言っている。
 昨日突然電話が通じなくなり、パソコンも信号が来なくなって往生した。光電話が大変普及しているといわれるが、私の感じではどうも故障も多いようだ。便利でかつ安いといううたい文句の割にはいざ故障となると困ること、文明の利器の特徴と見られる。NTTの故障係りに3回電話して今朝2人組の来訪があった。大きな車2台に乗って、やって来た人たちは技術屋らしい真面目さで修理に当たってくれ、ついでの仕事までやってくれたのには大いに感謝であった。しかし自分たちの仕事の範囲がITのプロバイダーの仕事の手前までだからパソコンに繋ぐところはプロバイダーの書類のデータをみせてくれなければやれないという。書類と言うのがもう5年も前の契約時のもので、当時パソコンに不慣れな私にとってそれほど重要なものとは認識されず、探しても見つからないのであった。老化によるミスと言うこともあるけれども、こんな書類1枚ないというだけでパソコンに回線をつなげないということでは、高価なパソコンを捨てろと言うようなものだ。二人の内の一人が気を利かせてくれて何とか繋ぐことが出来たので助かった。
 老人でなくても書類などはは忘れやすい。忘れたら忘れたで、もう駄目だと言わずに、抜け道を用意すべきではなかろうか。また文明社会がやたらに複雑化することをよしとするだけの機械化優先ではなく、それと共に単純化する方向も考慮してもらいたいものだ。