ライカが6月11日に新しいライカファミリー「MINI M 」を発表すると、ホームページに載せています。
ラインナップ的には「ライカM」と「X2 」の間に位置付けられるようです。
おそらく(値段的に)買えるようなカメラではないと思いますが、昔から憧れのライカの新製品ということで、一応気になりますね。
「ライカM」は、先日、大阪・心斎橋の大丸にオープンしたライカストアで見てきました。
ライカM。
赤と黒を基調にした関西初のライカストア。ショーケースの中に入っているのを出してもらい、触ってきました。
ライカを触るのは何十年ぶりかな~
高校生の頃、知り合いの写真屋さんの(ライカM3?)を触らせてもらって以来のこと。
M3に比べて、奥行きが厚く(42mm)、ずっしり重い(ボディーのみ680g)。
懐かしいマニュアルフォーカスでのピント合わせ。昔の感覚が戻ってきて、すぐ慣れました。加えて、ライブビューでのフォーカスピーキングができます。シャッター音は静かで、さすがに良質のメカのフィーリング。
2400万画素の35mmフルサイズCMOSを搭載。動画も撮れます。
ボディーの価格は約77万円。レンズをそろえると100万円ぐらいになるかも。
ところが、これが売れているんですね。お店の話では、注文殺到で生産が追い付かず、予約して4カ月待ちとのこと。
「へエ~ッ」と絶句。
「4カ月というのは目安で、それ以上になるかもしれません。使われるご予定があるなら早めに予約された方がいいですよ」と言われました。
モノクロしか撮れない、あの特殊なライカM モノクロームでさえ人気があるんだそうです。
いやはや、ブランドで売るカメラメーカーは強い…
さて、今度のライカ「MINI M 」ですが、どんなスペックになるでしょうか。
普通に考えると、「X2 」をレンズ交換式にした感じ?
いわゆるミラーレス機。レンジファインダーはない代わり、ライブビュー撮影ができ、動画も撮れる。センサーはAPS-Cサイズ。ボディーは「M 」よりかなり軽量に…
そんなところではないでしょうか。個人的にはボディーの厚みを「M3」(厚さ33.5mm)に近づけられればグッド、と思います。
あるいは、レンジファインダーこそライカらしいと考えて、これを残すかも。となるとフルサイズのエントリー機「M-E」との棲み分けが微妙になりそう… それもアリか…
予想が当たるかどうか、6月11日の発表を楽しみにしましょう(買うあてはほとんどありませんけど)。