一般の方々には何のことかわからないかもしれません。
昨年の3月あたりに書いた記事についたコメントで、この団体について触れられていたので(恐らく私の見解を求めての書き込みだと思われたので)、親記事にしました。
なので、興味の無い方は是非爽やかにスルーして頂きたい。
まず、Janicaは『日本アニメーター・演出協会』のことで、現在のところはアニメーター・アニメ演出を生業にしている者、またその支援者の集まりです。
私もこの団体に正会員として所属しておりますが、コメントのついた親記事『守られるべきものは・・・』を書いた時には、実はまだこの団体の存在も知りませんでした。
そもそもこの親記事を書いた事がきっかけで、Janicaへの入会を勧められたというのが発端だったと思います。
勧誘を受けたとき活動内容をきかせて頂くと、『文美国保(芸術家に優しい設定の健康保険です)への加盟手続き』や、『新人アニメーターへの住居支援プロジェクト』など、我々の生活を楽にしてくれる運動を一生懸命してくださって、とても優しい組織だなぁと思いました。
文美国保に関しては、ある程度の収入に達しないとその恩恵は感じませんが、安価な賃貸物件などは、まさに仕事を始めたばかりの新人さんにはありがたい情報ですよね。
私は、生活苦のためにせっかく持っている能力を生かせずにやめてしまう若手さんを何人も見てきたので、何か手助けができないかとJanicaに入りました。
その直後、大きな問題が浮上・・というか、おそらくその前からその問題はあったのでしょう。
非常に大きなプロジェクトが動いていて、その運営方法に関して理事会が二分してしまいました。
ニュースにもなっていることなのでご存知の方も多いと思いますが『若手アニメーター等人材育成事業』です。
今年度の事業は、そもそもプロジェクトマネージャの立案した企画が通ってのことなので、結果としてその方針に沿った形になりました。その成果である作品は、3月頃一般にも公開されるようになっています。
ただ、この一件が今後の組織の運営方針に大きく影響したことはもう隠し様もありません。
本来ならこのような大事になるべき案件ではなかったと思います。
コメント返しにも書いてありますが、双方の本当に微妙な意見の取り違いで、冷静なる第三者(ここ重要。どちらに対しても中立な立場の個人)をたてて面と向かって意見を戦わせれば、身内の中で解決できたのではないかと残念でなりません。
元々は同じ志・・・アニメ業界をより良くし、盛り上げるために集まった人たちなのだから。
この一件、私が客観的に見たところでは、それぞれにサポーターがいて、サポーターは自分の応援する人からの情報のみを受けて、しかもそれをネットなどで広めてしまうため、全く公正な意見交換がなされないまま大事になってしまったという印象です。
私がこの件に関して今まで無言でいたのは、この件に興味が無かった訳でも、無視を決め込んでいたわけでもありません。
当事者でない私が、偏った情報のみで自分の中にファンタジーを作り上げてそれを公開してしまうことは非常にアンフェアだと思ったからです。
必ず、明かされていない『やむにやまれぬ事情』というものが、双方に存在していると思います。
当事者である人たち同士ですら情報をきちんと交換できていないからこそこんな大事になってしまったのに、途中から参入した私が事の真相のどれだけを知れたというのか。ほぼ0に等しいでしょう。
なので、私も少し冷静になって、判断を誤らないよう正確な情報を待つ事にしました。
会員の皆様につきましては、この程度の私の意見を聞くよりは、当事者の方々、双方の意見を冷静に聞いて、今後の運営方針に関してお考え頂ければ幸いです。
私も本当はもっと何かの役に立てるのではないかと思っていたのですが、入るや否や体を壊し、今は仕事と治療のバランスを量るので精一杯になってしまいました。これでは役に立つどころか迷惑をかけるばかりです。
なので、今後は自分にできる範囲(講座などのイレギュラーな作業)でお手伝いしていこうと思っています。
大分長い文章にお付き合い頂き有り難うございました。
次はこの『若手アニメーター等人材育成事業』の目的に関しての私なりの見解とともに、私が新人さんに望むことを書きたいと思います。
昨年の3月あたりに書いた記事についたコメントで、この団体について触れられていたので(恐らく私の見解を求めての書き込みだと思われたので)、親記事にしました。
なので、興味の無い方は是非爽やかにスルーして頂きたい。
まず、Janicaは『日本アニメーター・演出協会』のことで、現在のところはアニメーター・アニメ演出を生業にしている者、またその支援者の集まりです。
私もこの団体に正会員として所属しておりますが、コメントのついた親記事『守られるべきものは・・・』を書いた時には、実はまだこの団体の存在も知りませんでした。
そもそもこの親記事を書いた事がきっかけで、Janicaへの入会を勧められたというのが発端だったと思います。
勧誘を受けたとき活動内容をきかせて頂くと、『文美国保(芸術家に優しい設定の健康保険です)への加盟手続き』や、『新人アニメーターへの住居支援プロジェクト』など、我々の生活を楽にしてくれる運動を一生懸命してくださって、とても優しい組織だなぁと思いました。
文美国保に関しては、ある程度の収入に達しないとその恩恵は感じませんが、安価な賃貸物件などは、まさに仕事を始めたばかりの新人さんにはありがたい情報ですよね。
私は、生活苦のためにせっかく持っている能力を生かせずにやめてしまう若手さんを何人も見てきたので、何か手助けができないかとJanicaに入りました。
その直後、大きな問題が浮上・・というか、おそらくその前からその問題はあったのでしょう。
非常に大きなプロジェクトが動いていて、その運営方法に関して理事会が二分してしまいました。
ニュースにもなっていることなのでご存知の方も多いと思いますが『若手アニメーター等人材育成事業』です。
今年度の事業は、そもそもプロジェクトマネージャの立案した企画が通ってのことなので、結果としてその方針に沿った形になりました。その成果である作品は、3月頃一般にも公開されるようになっています。
ただ、この一件が今後の組織の運営方針に大きく影響したことはもう隠し様もありません。
本来ならこのような大事になるべき案件ではなかったと思います。
コメント返しにも書いてありますが、双方の本当に微妙な意見の取り違いで、冷静なる第三者(ここ重要。どちらに対しても中立な立場の個人)をたてて面と向かって意見を戦わせれば、身内の中で解決できたのではないかと残念でなりません。
元々は同じ志・・・アニメ業界をより良くし、盛り上げるために集まった人たちなのだから。
この一件、私が客観的に見たところでは、それぞれにサポーターがいて、サポーターは自分の応援する人からの情報のみを受けて、しかもそれをネットなどで広めてしまうため、全く公正な意見交換がなされないまま大事になってしまったという印象です。
私がこの件に関して今まで無言でいたのは、この件に興味が無かった訳でも、無視を決め込んでいたわけでもありません。
当事者でない私が、偏った情報のみで自分の中にファンタジーを作り上げてそれを公開してしまうことは非常にアンフェアだと思ったからです。
必ず、明かされていない『やむにやまれぬ事情』というものが、双方に存在していると思います。
当事者である人たち同士ですら情報をきちんと交換できていないからこそこんな大事になってしまったのに、途中から参入した私が事の真相のどれだけを知れたというのか。ほぼ0に等しいでしょう。
なので、私も少し冷静になって、判断を誤らないよう正確な情報を待つ事にしました。
会員の皆様につきましては、この程度の私の意見を聞くよりは、当事者の方々、双方の意見を冷静に聞いて、今後の運営方針に関してお考え頂ければ幸いです。
私も本当はもっと何かの役に立てるのではないかと思っていたのですが、入るや否や体を壊し、今は仕事と治療のバランスを量るので精一杯になってしまいました。これでは役に立つどころか迷惑をかけるばかりです。
なので、今後は自分にできる範囲(講座などのイレギュラーな作業)でお手伝いしていこうと思っています。
大分長い文章にお付き合い頂き有り難うございました。
次はこの『若手アニメーター等人材育成事業』の目的に関しての私なりの見解とともに、私が新人さんに望むことを書きたいと思います。
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