ゴールデンウィークと結婚記念日

巷ではゴールデンウィークの入り口にきたようですが、毎度の事ながら関係ない我々です。
今日は結婚記念日ですが、まぁ結婚当時も式の前日にアフレコ、翌日にダビングをしていたくらいなので、全く今日も通常営業です。
でもお昼は少し奮発して、夫とコース料理を食べに行きました。
それがいかんかった！！

普段からあまり食事量の多くない胃弱夫婦にはコース料理はある種の苦行。
魚喰って、さらに肉とかどんな食いしん坊やねん！と若干ぐったりしつつ食事を終え・・・戻って腹一杯でコンテに手がつかん。
うう・・・時間ないのに・・・。

夫が記念日のプレゼントでハンディブレンダーをくれました！これでマッシュポテトがラクチンなのだ！
最近じゃがいももちをよく作るのだけど、すりこぎでつぶしてて力はいるわ、粒残るわでイライラしてたの。
そのストレスから解放される～～～！超うれしい！

でもうちのプレゼントはいつも何か実用だなぁ。
結婚して初めてもらったプレゼントはホットプレート。私があげたのはカーナビでした。

ふぅ、なんとなく腹がこなれてきたぞ。仕事せにゃ。
夜には買っておいたお気に入りのシャンパンで乾杯なのだ。

子供はいつまでも子供

先日、久しぶりに実母に会いました。
開口一番『あんたまた（背）のびた？』
んなわけなかろう。四十すぎてなおグングン縦に成長する主婦はむしろ何かの病気だよ。
まぁそれはさておき、やっぱちくちく言われましたね。
実家にながいこと顔出さないこと。

つーても、時間が空く時なんて読めないし、普段家のこと出来ないから、時間ができるとイロイロやりたいことあるんだよ。
それに、孫がいるわけでもないのに、嫁にいった娘がやたらと実家に帰るのはいかがなものかね？
うちには兄貴がおりますが、こと兄貴に関しては
『お嫁さんもらったら、来れなくてもしょうがないわよね』
はい？
なんなのその落差。
嫁に出た娘の方が、デモドリみたいに見えて世間体悪いとか思わないか？
つーか、そろそろ慣れてくれ・・・私の生活サイクルに。

まぁ、私の日常を見ているわけではないので、忙しいとか言われてもピンとこないのはしょうがないけどね。
きっとまだ実家で生活していた頃の私のイメージが残ってるんでしょう。
たまに実家にいくとアホ程白飯食べさせられるし。
親にとって子供はいつまでたっても子供なんだな～。
でももう、背はのびないよ。

めちゃモテ観ましたわ！！

今日、めちゃモテ放送みました。
この作品、私としてはキャラフル３D初めてのコンテになります。（オーバンはレースシーンのみ３Dだったので）
なるほど、キャラフル３Dのアクションはこうなるものかと感じました。
２Dに慣れすぎているのも一つの理由かもしれませんが、ぶっちゃけどうにもタイミングが遅く見える。
３Dのアクションは滑らかに均等に動くので、同じ尺で動いても２Dに比べて目に残り易いのが一番の理由だと思います。
これは画面の密度が濃い作品（アバターやFFなどの半リアル系のもの）だとあまり気になりません。何故ならアニメ塗りのシンプルな絵柄に比べて、色の情報量がはるかに多いため、視聴者の視覚がそれらを追うことによって散漫になるからです。
情報量が少ないと、固まりやシルエットが強調され、動きが目に残り易い・・・だからゆっくり気味に見えるという目の錯覚が多分に含まれていると考えます。
まぁ、そもそもこの３Dのタイミングが一般的になってくれば問題は無いかもしれませんが、個人的な好みとしてはもう少し２Dの感覚に近づけたい気がします。
これまでの２D（手描き）による作業では、動画の段階で動きをつめる・・・緩急をつける作業をして、スピード感を足したり、重量感を出したりしていました。
これがいわゆるジャパニメーションの特徴なんじゃないかな、と。
これと同じ事を３Dでやる場合、あえて滑らかに動いている部分の画を抜いたりすれば可能な事は可能ですが、非常に大変な作業です。
また、前述の『画の密度を上げて、アクションに注視させるのを避ける』というのも、作風そのものに影響が出てしまいます。
となると、演出方面で何か工夫をしなければいけません。
手っ取り早い方法としては『カットを増やす』。カットが小気味よく切り替わる事によって、テンポアップをはかる方法ですが、これは非常に予算と人員を必要とするやり方です。いつでもできるわけではありません。
演出、いや、私の場合はコンテマンですが、コンテマンが自身の裁量でできる工夫としては、『寄り引きで緩急をつける』ことでしょうか？
前述の通り、情報量が少ないから３Dの滑らかすぎる動きが目立ちます。寄った絵を多用するとべた塗り部分が増して、それが如実に現れる。
逆に引いた絵は３Dの真骨頂と申しましょうか、非常に美しく滑らかに動くのが心地いい。
それらを総合して、寄りの画のときはテンポよくカットを積み、長回しの時は大胆にカメラを引いてみたりとリズムを作る事で対応できるんではないかと思いました。
どんなツールに変わっても、やっぱり同じような間合いにならないと演出やってる意味ないしな～・・・って、色々分かりにくいことをずらずら書いてしまいましたが、自分の勝手な覚え書きですんで、読み飛ばして頂いて全くノープロブレムです。
まぁとにかく非常に勉強になった１本です。
コンテの仕事が多くなると、どうしても言い方悪いですが『書き逃げ』みたいな風にとられ易い。それはちょっと心外です。
そうとられないためにコンテでも常に何かしかの工夫をすることは怠っちゃぁいけませんよね。
はい、日々精進します。

さて、次のキルミンも私のコンテです。（話は続いてないものの、連続で頂戴しました）
私の話数では珍しく、牙組大活躍です。

めちゃモテですわ！！

『めちゃモテ委員長・セカンドコレクション』始まりました。
新しい監督さまには別作品で大変お世話になっていたので、一本コンテをお手伝いさせて頂きました。
来週は私のコンテ話数です。
男性がファッションもの・・・しかも小中学生向けのものを監督されるのはなかなか大変だと思いますが、結構強烈な個性の新キャラが扱い易そうなので、楽しくなりそうですね。

この番組とはまた別に、小学生のファッション事情を調べなきゃいけないことになって、この間小学生向けのファッション雑誌をバックナンバーまで大量購入して、読みまくりました。
いやー驚いた事に、『アイメイクの仕方』とか載ってますよ！しかもビューラーとかつけまつげとか使用した本格的なやつ。
ねぇ、アイメイクしなきゃだめ？
いや、それ以前に『保湿ケア』とか・・・しなきゃだめ！？

子供さんは何にもしなくたってかわいいしぷるぷるでしょうよ。
日焼け止めさえ気をつけてりゃ上等だと思うんですけどね・・・。
おしゃれに気を遣うのは悪い事じゃないけれど、年齢相応のかわいさってあると思うの。
そんなに急いで大人にならなくても、否応無しに年齢は増えていきますよ？