私はヤゴです

水中から地上へそして空中へ飛び立つ人生を

ラジオ体操に思う

2006-08-13 15:09:36 | weblog
学童が夏休みに入り各地の町内会や自治会で早朝ラジオ体操が行われ多くの子供たちが参加している。当地も育成会の主催で毎朝50名前後の親子が参加するので私も健康のため出席することにした。青空のもと美味しい空気をいっぱい吸いながらの体操は本当に気持ちがよく快感そのものだ。初日には制服の警察官2名も一緒になって行い運動後の子供への指導も時宜を得たタイミングのよい育成活動だった。ラジオ体操の歴史は古く、1928年国民の体力向上と健康の保持・増進を目的に当時の逓信省が国策として制定はじめられた。
最近では「1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭中央大会」が全国各地を巡回し、夏の風物詩ともなっている。
近年、子供達の身長、体重は、親の世代を確実に上回り成長しているが、体力や運動能力は昭和60年頃から下がり続け、その結果「攻撃体力」「防衛体力」とも落ちすぐ怪我をしたり風邪をひいたり花粉症にかかったりする。子供の糖尿病も増えていると聞く。こうした背景には運動不足と栄養の摂りすぎ、テレビゲームの流行等外で遊ばないライフスタイルが影響しているような気がしてならない。また、子供の体操を見ていても曲げるところを曲げない、伸ばすところも伸ばさない、かかとも上げずただ音楽に合せ演目を消化しているに過ぎない。それでもまだこうして早朝から参加する子供はよい方で、一方でその何十倍もの暗数が布団の中にいる。子供は国の宝地域の宝であるだけに、これから益々少子化のすすむ将来、体力・運動能力の低下とともに学力、知力までもが低下しなければよいがと危惧している。

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2 コメント

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Unknown (なでしこ)
2006-08-14 11:31:07
ラジオ体操で出席のハンコを貰うのが楽しみだったような記憶があります。

今の子供達は、ハンコを貰うより寝ていたほうが良いのでしょうね、6時半に体操を始めるために起きるのは普段の時間より早くなり、夜更かしの生活になっている子供たちには辛いし、付き添いの親たちも負担があるということなのでしょうか。

ラジオ体操に対する思い入れもなくなってきているのかもしれません。

私はほぼ正確にできる自信?!がありますよ。
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Re.なでしこさん (ヤゴ)
2006-08-16 08:02:09
眼鏡使用、肥満に加えスキップや紐結びも出来ない子供が増えているそうです。

あまりにも過保護の結果が子供の成長を妨げているように思います。親にとって子供はペットではありません。

私達の小さい頃はガキ大将を中心に野球、水泳、相撲など時間を忘れて遊び、それが知らずしらずの間に骨肉を丈夫にし、現在の健康体の原点になっているように思います。
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