言葉のクロッキー

本とかテレビその他メディアから、
グッと感じた言葉・一文などを残してゆきたい。
その他勝手な思いを日記代わりに。

ヴラマンク展

2008-06-12 | 所感折節
ポスターのわかりやすい輪郭線と
色彩に魅かれた。これらの絵は1910年
までの作品らしいが、当時はサロンには
受けなかったようだ。「6歳の子供が描いた
ような風景画や人物画 云々」とある。
そのあと絵の印象は変わってゆくのだけれど、
やはりこの年代の作品は自分には共感する。
1876年生まれとあるから30歳前後と
いうことになる。それまでヴァイオリニスト、
競輪選手、小説家などと多才に恵まれ、その
感性で、勢いで描いたような絵だと思う。
ヴラマンク独自の画風は1920年代以降に
確立されたとあるけれど、ちょっと暗いの
ではないか。明るく明快なのがいい。

      損保ジャパン東郷青児美術館
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